施術について

おはようございます。
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

本日は昨晩急遽決まった出張施術の案件で朝から船橋。
あまり出張施術の案件は受けないのですが、今回は偶然重なりまして、距離もさほど遠くないのでまとめて受けることになりました。
すでに一件終了し、次のお宅まで移動する合間です。

皆さん移動の合間って何していますか?
私はメモの整理とセミナー動画見て技術の習得したり、構成分解してみたり、企画考えたりとまあ忙しく過ごしています。

今回はメモに通り、状態判断技術についての効率化と精度向上の案件について検討しています。
私の施術は、からだに備わっている機能、能力が上手に働ける状態にからだの位置関係などを整えて、認識を書き換え、治癒モードに入っていける状態にすることが大きな特徴となっています。

そのために必要なことは施術前の“からだの状態認識を書き換える”こと。

簡単に言うと、いつまでたっても治らない症状は、からだ自身が治す必要性を感じていないから治らないか、後回しにせざるを得ない状態が発生しているかのいずれか。

その状態が続くと、ある意味で“いつも通り”になってしまい余計にからだは治す必要を感じなくなります。その結果、難治となるわけですね。

例えば、今回は「急な首痛とめまいで動けない」というSOSを受けて施術してきたわけですが、施術時間は20分程度で、内訳は検査15分、施術5分。施術は上部頸椎調整が2分程度、足首からの操体法で3分といったところ。今回はこれで首痛が施術前10→施術後2、めまい感 10→0で状況クリア。

これ以上時間をかけてもダメージが累積するだけなので、むしろ長く施術してはいけません。
また私自身はからだの仕組みを知っていますから、痛みにフォーカスしません。なので「まだ痛いですか?」など分かりきった質問しません。あくまでも前後がどう変わったかと身体にとってどうすると楽なのかを体に認識してもらうだけです。これだけでからだの必要に応じて治癒モードもスイッチが入ります。あとは出来れば安静にして養生できれば自ずと治癒していきます。

人もからだは触れる程度の刺激でも十分に変化しますから、そもそも力を込めて押す必要はないのです。鍼灸師もまた何箇所も鍼を刺したり、いくつも灸をすえたりしたがりますが、経絡論的にはそんなにいっぱい刺激する必要性はありません。なにせ刺せば刺すほどダメージ加算ですからね。

私たちの仕事は体にこうすると今よりももっと楽になるから、快になるからときっかけを与えること。あとはその方が楽、快いと思えばからだがその方向へと自ら変化出来る分だけ変化していきます。その結果として症状や悩みが解決されていく、そういうもんです。

あとはそもそもそこに陥っていった蓄積疲労の問題や、精神、環境的なストレスをどうするか?という問題に向き合って軽減、解消していくだけですね。

そのために必要なのが、状態分析法。
この項目が実は結構多くて、減らすことができれば、その分時間的な余裕ができるし、場合によってはもう一人みられるようになるのでお互いにお得になる思うのですが、これがなかなか大変な作業なんですね。

とそろそろ良い時間なので移動しようと思います。

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。


 タイトル通りです。

 徒手調整術の施術家の立場から、重度の腰痛、原因不明の腰痛、脊柱管狭窄症、腰椎ヘルニアなどと診断された方への身体バランス調整プログラムを改めて提案したいと考えています。


 なぜ、重度や難治性の症状を対象とするのか?

 簡単に言うと、ブルーオーシャン戦略だからです。え? 簡単じゃない? もっとわかりやすい表現? そうですね、どこに行っても治らない、安易に手術を勧められる状態だからです。


 例えば腰椎ヘルニアの手術は一部高額医療費の適用を受けられるとはいて、100~200万円ほど。それでいて5年予後(5年たったらどうなるか)を比べると、これ手術しない場合とはっきりとした違いがないというレポートも出ていたりする。

 実際に医師側からも手術に対する疑義が投げかけられていたり、AKA博田法や鍼灸など代替療法の検討、あるいは身体操法や運動療法による改善などが検討されている分野でもあります。


 そして非常に治療難民とも言われる人たちが多い分野。


 さらにこの業界の話をするのなら、この分野を狙って理学療法士出身の整体師なども増加中。

 正直な話をすると単なる腰痛では、広告費を掛けながら取りに行くのは微妙なラインになっています。そして十把一絡げな施術を提供しているものたちは、安売り戦略でここを攻略しようと躍起になっている。その勢いはもはやダンピングではないの? と思うくらい。


 先日、自宅に入ってきた広告を見たら、3回で3万円以上する施術費が先着〇十名様限定、2980円でお試しだそうだ。


 は!?


 これ私の反応。3回で3000円しか値段を付けられない施術を「3万円以上するんですよ」と宣うの?と。いくら囲い込みをしたいからと言って、ちょっと価格崩壊していますよね。


 それに先着〇十名って本気ですか?


 ちなみにうちは断ります。うちで唯一初回3000円お試しをしているのは一番得意とするめまい、頭痛の方のためのサービス。年数回だけ、10名あるいは20名限定で500枚~1000枚程度ポスティングしますが、人数超えたら店頭のブラックボードにその旨書いて、「期間限定、人数限定キャンペーンは終了しました。以降、通常価格で施術承ります」としっかりと表示しています。

 ええ、あくまでもサービスで、私の方に継続して安く提供する必要性はありませんので。ちなみにこのチラシをもって腰痛でお見えになった方も問診時にしっかりと説明して対象じゃない方は、通常施術料をいただいて施術をするか、そのままお帰りいただいています。


 はい、それくらいのことやっていてその表示をしているのでしょうか? 疑問です。


 まあ、資金量に余裕があればまずは囲い込んでしまえば良い。あとは適当な理由をつけて安く見せる工夫をすればとか考えているんでしょうね。〇か月受け放題定期とか、会員になると月額引き落とし〇円で会員料金で!とか。

 もちろん人は生きているだけでくたびれる。だから定期的なメンテナンスは必要。でも、終わりのない治療?は要るのだろうか?

 うちは定期的に調整することで、日々元気に過ごせるから来るというお客様に支えられていますが、価格調整で強要することは一切ない。多少頻度の高い人向けにお得なメニューは用意するがさらっと勧めて、要らない人に購入を仕向けることはしない。何故ならば必要としてくれる人に対して価値のあるものを提供したいと考えているからです。安いだけの施術を希望の方はその辺にたくさんあるので適当に選んでいただければよいと本気で考えています。


 じゃ、そういうメニューを提案しようと考え、では誰に?と考えた時、どこに行っても良くならなかったと感じているあなたに提案しよう、そう思いました。


 ぶっちゃけ話をするならば、そのために掛かった費用はセミナー、場所代、協力者への報酬、記録道具などなどもろもろあわせれば数00万円は軽く超えていると思います。

 これだけかかっているものを1000円~2000円で提供する気はありません。だって、私も生活していますし、費用回収しないと次の研究ができません。


 では、どう価格をつけるか?

 一つは、それが必要なほどの重症者が要るのか?

 一つは、受け入れ人数は多く見積もっても月10名程度※めまい、頭痛やその他の症状も受け入れているので。専用に確保できる時間はさほど多くはありません。

 一つは、一人治療院であるため枠を増やせないということ


 今現在考えているサービスは全3回のサービス。

初回:キネシオロジーによる検査と動きの確認、関節の調整

二回目:筋腱に対する調整

三回目:操体法を用いた楽な動きの記憶


 さらっと解説すると、特に重症者のからだに発生している問題は、

1.関節の運動性の低下の問題

2.筋のスパズム、拘縮などの問題

3.原始感覚の低下(快/不快、楽/苦、無痛/有痛の順に低下)による動きの質の低さ

 順番的にはこの逆回しで状態が悪くなっていく。

 ストレスがかかり、ストレスに耐え、苦しい状態、疲れた状態を我慢し、痛みがあっても動き続け、その間に筋腱に負担がかかり、骨を引っ張り、関節のアライメント(位置関係)を狂わせ、神経伝達を阻害し、体液循環の不調が生じる。あとはその繰り返しで悪くなり、悪いなりの安定をし、さらに無理を重ねて一段悪くなるを何度も何度も繰り返し、現状に至る。

 だからその順番を逆にしていく。関節の動きを思い出し、動けるようになることで神経伝達や体液循環が回復し、自ら動ける体へとリセットを掛けていくのが最初の2週間ほど。残った固着した筋腱の問題を解消し運動の質を上げていくのが次の2週間、そして最後に、からだにとって楽な動きを記憶させることで再発を防ぐ。

 最短4週間、最小施術回数3回のプログラムを考えています。


 金額はざっくりと総額で15~20万円くらいを考えています。絶対に「高い!」という人はいるでしょう。そういう人は対象ではないのでスルーしてください。ただ、操体法だけでも誰かに学ぼうと思ったら軽くこの金額超えてきますので、決して無理な値付けではありません。

 詳細が決まったらモニター患者さんを数名募集しようと考えています。

 興味のある方はメール(taishindo@outlook.jp)で問い合わせお願いします。

 稲光 眠り吹き飛ぶ 秋の夜

 ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 習志野市はただいま絶賛、雷。珍しくフラッシュ瞬く記者会見のようにピカピカ、ごろごろとまあ、騒がしいこと。※書き出しは午前0時ごろ、記事は朝に挙げています。

 皆様はいかがお過ごしでしたでしょか?


 さて、どうせしばらく眠れないのですから、基準のお話でもしましょう。


 泰心堂の基準=Zero-Position


 Zero-PositionにRestすることで、からだ本来の力を取り戻し、自らどこが調子悪いのかを認識し、みずからの力で調整、修復できるような状態に戻す。


 これが泰心堂 藤井の発想です。


 そしてその中核であるZero-Positionとは何か?


 それは解剖学的正位、もしくは機能的正位のことを指します。


 解剖学的正位は、ざっくりというと、筋骨格構造的に収まり良い位置関係のこと。レオナルド・ダ・ヴィンチの『ウィトルウィウス的人体図』的なものを思い浮かべる人もいるかもしれないですが、どちらかというと、私は橋本敬三先生の『からだの設計にミスはないー操体法の原理ー』を読んだ時に浮かんだ解剖学の教科書のイメージなんですよね。

 からだの設計にミスがないとしたならば、解剖学的正位というのは人体構造上、骨・関節の機能が良好な状態、筋緊張等が良好な状態、脳脊髄液や血液など体液の循環が良好な状態、そして自律神経系を含む神経系の働きが良好な状態ではないかと考えたわけです。


とはいえ、私の解剖学の恩師である橋本正次先生の言葉を借りると、「完璧なからだなんて、生きている以上、ありえない」のですから、何かしら生きて生活している体としての最適化を起こしているのではないかと考え、その人の生活上、できるだけ無理なく機能できる状態を仮定し、それを機能的正位として定義しました。

 この機能的正位はその考え方として、いわゆる歪み、あるいは癖というものをある程度内包したものになります。


 実は、この二つの基準をあらかじめ想定しておかないと、徒手調整術を行ったことでかえって悪くなったという結果や、いつまでも施術を終えられないなんて現象が起こり得ます。


 前者はわかりやすいのがアスリート。高度になれば高度になるほど、競技特性により、歪(いびつ)なからだの発達をします。それはトラック競技などフィールドの問題だったり、野球などスポーツに要求される動作の左右の偏り、あるいはサッカーやバスケなどプレースタイルによる要求される筋肉、パフォーマンスの違いなど様々な要因から発生します。この場合の歪みはあるていどは”特化”あるいは”最適化”したことによるものであり、無理に取ってしまうとかえって身体能力の低下(パフォーマンス低下)を引き起こします。

 なので何が何でも解剖学的正位に戻さなくてはならないという考え方は現場では不都合が生じることがありますので、あくまでも解剖学的正位を意識したうえで、自然と戻る分だけ戻すように誘導を掛けることがポイントになります。


 後者はこだわり過ぎの弊害ともいえる事柄ですね。例えば変形性膝関節症と言われた方がいるとします。脛骨など骨自体が変形している場合は徒手調整術の分野ではそもそもありません。そうでない場合の多くは股関節の外転、大腿部’(ふともも)の内旋、下腿の回外、近位または遠位の脛腓関節のアライメントの問題、距骨のスライドなど関節と骨の関係性により生じています。論理式的には、これらを逆ひねりをしていくと収まりの良い位置へと戻るはずです。しかしここで重要なポイントはいつから関節が見かけ上変形をはじめ、どれくらいの期間が経過したかをしっかりと頭に入れておくことです。

 10年もかけてじわ~っと変形してきたものが、わずか瞬間で戻ってしまうなんてこと、ないとは言いませんが、極めて少ない話です。


 なので、理想は解剖学的正位に戻すように仕向けていくこと、そして実際は機能的正位におけるからだの安定、均衡を目指すというのが基本中の基本になります。


 このあたりは実は東洋医学でも同じで、結構勘違いしている人がいる部分です。

 そうですね、例示すると〇旺体とかの体質論的なお話と病的体質論のお話をごっちゃにしているひとはかなりいらっしゃるようですし、「脈平らか」をすべての脈の印象が均等化している状態と考えてしまっている人もいるようですね。

 生活をしているのですから、生活特性に合った癖は残るものですし、その人の強い脈、弱い脈などはやはり体質と環境によりできるものです。


 私たちはそれを踏まえたうえで、今、無理がかかっている体、自分で楽な状態に戻せなくなっている状態を、楽な状態へと変われる状態にからだに相談しながら合わせていくというのが基本中の基本になります。


 なので、あまり無理をさせる必要もなく、極論触れる程度の刺激でさえ、からだが楽な方向へと変化していくきっかけになります。


 問題はそれはどこで、どのような刺激で、どう変わっていくかを意識して、調べて、試してみて、変化を追うということですね。


 たった1回で○○!とか、わずか30秒で〇〇が○○!的なお話があふれていますが、まあ、その実際は地味なことの積み上げの上にあったりするので、それができてしまう人にとってはごくごく普通の結果に過ぎなかったりします。


……というか促成栽培のゴッドハンド、また増産されていませんか?

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 一応というか、国家資格的には”はり師”、”きゅう師”です。でも、最近はとある集まりで、「お前は鍼灸師じゃない」と言われたりしました。う~ん、ツッコミが厳しいからですかね? でも、妄想だけじゃだめじゃない、結果ださんと。


 60代 女性 右ひざ痛(5年前に転んで以来)

〇最も痛い動作:階段を下りる動作

〇一番痛い時間:朝※2階で寝ていて、1階に降りるときに痛みが強く出る。

〇靴を変えてみたり、インソール(中敷き)を変えてみたりしたが、痛みは残る。

〇病院の検査では異常なし、変形もなし。

〇接骨院、整体院、鍼灸院など5件ほど通ったが痛みがなくなることはなかった。

検査時

〇屈伸動作で膝奥に痛み

〇仰向けで他動的に曲げる(施術者が膝を抱える方向へ曲げる)動作では痛みなし。

〇足関節(足首)を回す動作で痛みがでる。

〇右大腿部軽度内旋位

キネシオロジーテスト(FSS)&筋反射テスト

〇内臓反応:肝

〇C1、Th11、L4、S2で反応

〇CSFの流れ不良:頭部拡大、関節可動域低下、筋反射低下、キネシオロジーテストなどで確認


調整点:セラピーローカリゼーション(Therapy Localization)による現象→原因の判断で集約

〇右後頭骨 × 30秒

※時間についてもキネシオロジーテストで判断


調整終了後、屈伸動作とキネシオロジーテストで確認。

※この段階で大腿の内旋とそれに連動した下腿の回外が解消され足の軸が通る形に収まる。筋緊張が変化するので自動的に収まりの良い位置に収まった形。


痛みなし、弱化反応解消。


2回目:2週間後。

〇朝の痛み 10段階評価で2。(施術前を10としたとき)

〇調子が良いので、買い物、映画鑑賞、ハイキングとあちこち歩いた。疲れてきたらさすがに痛みが出てきたが、歩いている最中はさほど気にならなかった。


調整後、筋トレをしたいということだったので、筋トレ指導をして終了。

以降、3~4週間に1回のメンテナンス施術を進める。


調整自体は1~2か所、接触刺激程度。

検査9割、調整1割程度のイメージ。


ひとのからだは実はこんなわずかな刺激でも変わります。そしてある意味で自動的に良くなってしまいます。

……ある意味、商売あがったり?

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 ただいま、出先です。レポートの締め切りも近くてちょっとばたばたしています。まあ、ラフというか下書きは書いたので、あとは言葉の推敲を丁寧にする、……時間あるかな?


 さて、空間調整”トキ”って何? というお話をしましょう。


 元のネタというか開発者は岩城憲治先生(K-style、香川県、日本自律神経整体協会代表理事)。

 もしかしたら、YouTubeに動画が残っているかもしれませんね。

 岩城先生は今までに、『新・自律神経整体』、『FullScanSystem』と二つの教材を発表されています。FSSについてはここでも頻繁に登場していますので、もう馴染みがあるかもしれません。

 で、空間調整”トキ”は、『新・自律神経整体』のプロモーション、特典で公開された、再現性100% エネルギー調整というかなりセンセーショナルなコピーを携えた手技です。


 実際にやってみた感触としては、ある領域(空間)内に術者の手があることを被術者がなんとなく感知することによって、エネルギー(気血、生命力表現は色々)の流れに変化が促されて、結果、からだの状態が変わるという技術ですね。


 ただ、説明しにくい技術でもあります。

 まずはエネルギー調整という概念。気功とかエネルギー自体をやり取りするという定義あやふやなものではなく、人体=エネルギー体として捉えることで、エネルギーの流れの不具合に対してアプローチをすることでエネルギー体としての安定と調和と変化の均衡を取り戻し、より良い状態へと変化を促し、からだの機能によって自律的に治癒、回復しける環境を整えていく技術です。

 なので、実は泰心堂の鍼灸で行っていることを徒手で再現している技術ともいえるわけですね。


 そしてもう一つ、これこのトキ自体のお話なんですが、手を触れないんです。

「まじない?」とか思われてしまいそうですが、先ほどの述べたようにパーソナルスペース(自分を中心とした比較的鋭敏に把握できる空間内)に手があることを感知して、それに対する無意識のリアクションによってからだが変化するという技術です。


 で、これ何が便利かというと、座ったまんま施術できます。軽度の症状なら、ぶっちゃけ話、これだけでもからだが機能を取り戻し始めます。そして全く触れずに患者さん側の(無意識的な)自己判断で反応するのでほぼ副作用というかやり過ぎというかがない。そもそも変化できない人は変化できず、無理なく変化できる範囲でしか変化しない印象ですね。


 ま、これだけで施術終わるのは、本当にデモンストレーションくらいですけどね。


 特に、自律神経系の乱れが強いなと感じる方は、逆に空間調整”トキ”は決まりやすいのでデモの時点でかなり驚いてもらえます。

 そうなったら、「掴みはOK」って感じで、こちらのペースに乗ってきます。


 ちなみに公開されたのは確か2016年あたりだったので、結構長く使っている技術ですね。


※ちなみに往診先や遊びに行った先などで実は使っていたりします。ええ、「治療家やっています」となると何故か「ちょっとやってよ」と頼まれたりするんですよね。そういう時はささっとやって「おっ!」と変化とその後の反応にびっくりしてもらうのスマート。

 おはようございます!

 からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

実は、泰心堂って”肩こり”、”腰痛”ってほとんどアピールしていないのに、重度の腰痛患者さんがわざわざ訪ねてきたり、気づいたら実は手術勧められていてなんて方が来院したり、そしてこっそりと慢性腰痛者用の施術+動作改善プログラムがあったりします。


ええ、本当は、得意なんですよね。

ただ、近隣が、接骨院、整骨院、よ~わからん時間いくらの整体(骨盤調整)、時間制マッサージなどが多くて、正直、肩こりや腰痛の患者さんの取り合いをしている状態です。

そこにうちも看板出すと、……過去、看板壊されたりとかありました。

で、数年たって酷い状態でうちに来る。

なんかそんな流れができています。


「結構大変な人が来るのでは?」

 まあ、一般的には大変な方がよくいらっしゃいますが、正直な話をすると、「どこに行っても良くならなかった」的な話って実は私にとっては簡単だったりします。


 まず、それが私たちの分野の話かを分けてしまいます。そして妥当な提案をすることが大事です。


 たとえば、腰椎圧迫骨折をしている人が「"元"に戻りたい」と要望した場合、私の答えはまずは「No!」です。腰椎圧迫骨折ということは椎間が狭いというだけでなく、骨自体が変形、変性、骨折など器質的な問題を持っています。この骨自体など器質=器、外形の問題は、ひとのからだの仕組み上、元に戻るものと、元に戻るレベルを超えてしまったもの、元に戻らないものとがあります。

 元に戻るもののことを”可逆性”という、元に戻らないものを”不可逆性”と言います。

 このケースの場合は、腰椎自体が自然に元に戻るかというと、ほとんどの場合はあり得ません。よっぽど特殊な条件が成立した場合、再形成という形であり得るかもしれないレベルですね。このあたりは再生医学の分野なので、少なくとも私たち徒手療術家の出番ではありません。

 次いで「でも、今よりマシな状態にするお手伝いはできると思います」と続きます。つまり、腰椎圧迫骨折によって生じていると思われている症状、状態のうち、からだの最適化によって軽減、解消するものに焦点を当てます。

 多くの場合は、歩行の問題、疼痛の問題に集約されてきます。

 歩行の問題は、上半身の屈曲/伸縮/回旋の問題と、下半身の腰椎と仙骨を中心とした屈曲/伸展/回旋運動の問題とがあり、それが不安定であるために起こります。あとはその代償運動だったり、補正だったりで下肢の捻じれなどが強くなるケースが多い印象ですね。

 ※このあたりは、伊藤昇『身体革命』、『スーパーボディを読む』、栢野忠夫『動く骨』などが参考になります。

 疼痛の問題は、一般と治療院業界の常識が生理学的な常識とどこからかズレていることにより非常に複雑になっています。疼痛、痛みの問題はまずちゃんと理解しないと生理学的に意味不明なことを繰り返し、治癒を目指しているはずなのに、治癒を阻害することを日常的に行っていたり、せっかく状態を整えたのに崩して返していたりとわけのわからないことが日常的に行われています。

 そういうことをしていたらいつまでも治るわけないでしょう? と思うのですが、今までそれですんでいたからそれを続けているなんてところも聞く限り多くあるようです。


 さて、ずばり書いてしますと、


腰痛が楽にならない、いつもつらいという方の原因は、

1.常識という名の思い込み

2.常識から派生した意味不明な身体動作

にあります。


まず、”痛み”について誤解が酷い。いつのまにか、痛み=悪いものという思い込みが形成されている不思議。痛みがないと体はどこまでも無理が効き、壊れそうどころか壊れてもその動作、姿勢を取ろうとし続けることが可能になってしまいます。痛みは、安全装置です。

たとえば道路工事、せっかく工事している箇所を立ち入り禁止にしないと、いつまでも工事が進まない、終わらないなんて状況が生まれかねません。だから周りを囲って警備員を配置して、一時的にご迷惑かけますが、迂回してくださいと案内しているわけですね。からだも同じです。せっかく炎症をおこして治癒を進めている箇所をいつでも動かせてしまう状態にすると、炎症を起こして治癒した部分が引っ張られまた傷むなんてことが起こり得ます。それを繰り返し続けると、いつしか傷んだ状態、壊れた状態が当たり前、痛みが出ているのが当たり前になります。これ、慢性痛ですね。そうならないように、今、できるだけその方向に動かさないでくれと教えてくれるのが痛みの役割です。つまり、痛みは傷んだ個所を治すための警備員なのです。

これらを踏まえからだを楽にする方法を一言で表現すると、不快(痛い、気持ちの悪い)なこと(動作、姿勢)をするなということです。それをしなければそもそも痛みがそこまで強く発生することはありません。だって、出す必要がないですしね。

※とはいえ、過剰炎症やどうしても仕事や生活でしなければならない動作、姿勢はありますのでその場合は、冷却(アイシング)、固定補助(テーピング)、鎮痛などを適宜利用しつつ最適化を目指します。


あらためて、だれが痛み=わるものとしているのか?

少なくとも明らかな外傷性(交通事故やコンタクトスポーツなどでの強い接触行為)ではない痛みは、間違いなく痛みが悪者ではなく、あなたが悪者です。あなたがからだの警告を無視して、からだにとって不快な行為を続けてきたので、からだが”不快である”とさらなる強い警告を発している状態が今の痛みに悩まされる日常なわけです。

だので、痛みと敵対するのではなく、痛みに耳を傾け、からだの声に耳を傾け、快(楽、痛くない、つらくない)と感じる動きを中心にからだを動かしていくことが大切なことになります。


そして、常識から派生した意味不明な身体動作についても少し。

世間的に良いとされる動きであっても、あなたにとって良いかどうかは、からだの感覚が決めています。この感覚を原始感覚(快/不快)と言います。

どうも、日本人て勤勉過ぎて明後日の方向に向かいがちです。

つらいことを続けると何か良いことがあるのではないか?、苦行の果てに求めるものが、……などの発想でしょうかね?


確かに、目標を達成するために、筋力的な強度や持久力が必要な目標もありますが、それは別件。


こと、腰痛、肩こりなどは日常的な生活、動作、姿勢の要求によりからだがつらい動きをずっと続けてきたことにより、からだがこのままだととても”不快”(気持ちわるい、つらい、痛い)という反応を返しているだけのことです。

もちろん、筋力的な成長によりそれらが改善するケースもありますが、それは状態に合わせたトレーニングを設計して、しっかりと計画的に鍛える必要があります。


私自身は、重症者専用の腰痛対策プログラムでは段階的に、体幹を支える筋肉群、歩行動作を支える筋肉群、仕事や日常生活で要求されるからだの使い方を踏まえて、

身体調整+からだの使い方、鍛え方の指導をしています。


身体調整は2段階。

1.余分な痛みを取る段階:骨格と関節運動の観点からの動作と痛みの関係を読み解く段階。※通常1~2回程度

2.からだの歪みを取る段階:日々の疲労からくるからだの歪みのうち、自力で取れず蓄積してしまった部分(固定、固着)を、調整を通じて反射的に収まりの良い位置に収めていくことで、からだの動きがスムーズに行えるように調整をする段階

基本的にこの二段階のみです。

あとは状態に合わせて、鎮痛目的の鍼、灸を加えるか加えないか。


からだの使い方の段階は個々人でかなりことなります。

〇本人のからだの状態にあわないストレッチ、筋トレなどをより分ける段階

〇フォームの改善など姿勢・動作改善が必要な段階

〇体験を書き換える段階※良い動作、悪い動作はわりと思い込みによって作られてしまうので、楽な動作、苦しい動作を体験して、認識を書き換える必要がある。

〇筋トレが必要な段階※インナー系、アウター系どちらを優先するかはケースバイケース。


きっちりと日常動作の改善まで行うと重度の腰痛を訴える方でもハイキングやちょっとした山登り程度なら平気くらいまでなら半年~1年くらいで達成できたりするものです。※当然個人差はありますし、状態によっては受けられない、対象外の方もいます。


ま、重症者専用の腰痛対策プログラムまで必要な方は本当に困って、「ここで最後と決めてきました」レベルの方なんで結構プレッシャー掛けられますが、まあ、こちらは筋道付けて段階分で進めていくだけである程度のゴールは見えますので、腰痛って正直施術家としてはあまり苦労しないんですよね。

 本日は午後の営業時間中の記事更新になります。

 ええと、今回は徒手調整術研究部の方のお客様からいただいた施術中の質問からお話を進めていきます。


※写真はイメージです。って書いておきましょう。


はい、本題。写真は鍼灸のお客様なんで、今回のお客様とは異なります。

お客様との会話の中で、こんな質問をいただいたのでお話しておこうと思います。


「先生、検査の方が、調整よりも長いですよね」


ええ、その通り。

なんのことかな? って思う人に解説しておくと、施術の構成は次のように構成されます。

1.現状確認

2.テストとその結果の確認

3.調整

4.再確認

5.終了。

まあ、ところが世間のいわゆる自称治療院?ですか、私も年間何件も調査を兼ねて施術を受けに行きますが、なんというか酷いところ多いね。


いきなり、問診表もしくはヒアリングシートを渡されて、ベッドに通されて、「どうしました?」だったらまだマシで。いきなりベッドで「うつ伏せで待っていてくださいね。今先生来ますから」といきなり、うつぶせ状態から施術が始まってしまうところもちらほら。


まあ、ヒアリングシートに腰痛とか肩こりとかチェックしているから、まあ、そういう扱いなんでしょうかね?


 それは時間消費型の慰安系の施術ならば、まあ、アリと言えばありなんでしょうね。

 うちは時間消費型ではなく、お悩み解決型なので、からだに無駄な負担を掛けない、合理的な調整とからだの仕組み・機能に沿った術を提供というのが基本方針なので、調整自体に時間を掛けるのではなく、一回ごとの調整結果をしっかりと示し、「だからからだが変化して、症状が解決していくんだよ」と悩み解決の方法を提案しているので、時間なんて短いほうがずっと良い。


 そして施術というか調整行為というのは究極的には(からだに)”変化”を促すことが目的です。

 つまり、何が変化したかを確認すること、それ自体が実は一貫した施術行為なのです。


 ならば、どこが、どうのように変わったのかを”認識”させることが大事。

 つまり、検査を通じて、施術前と施術後に(からだに)変化が起きたことを、頭に認識させることそのものが施術行為であると言い切っても良い。


 だからこそ、毎度毎度調子を確かめる、現状認識をすることが大事なので、「うつ伏せで待っていてくださいね」で、いったい何を見るのか!?って話なんですね。


 泰心堂では鍼灸、徒手調整術を問わず、しっかりと検査して、前後の変化を認識させるという行為を毎回行っているので顧客にとっても変わったことがわかりやすい。


 こういうことをしっかりと意識すると、結果が出せるようになるんですね。


 逆に、検査結果が良好で、前後の変化がわずかしかないなんて顧客は理想的ですね。※メンテナンス期の顧客にみられる状態。

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 基本的に記事は、隙間時間にメモ書きというかメモMAPを書いて、それをシナリオボード代わりに施術の合間に書き下ろしている状態です。

 なので、記事に集中できれば10分程度で書きあがる記事だとしても、あいまいまで数時間にわたる作業ってことも、……。

 結構大変ですね。


 さて、本題。今回のお話というか顧客からのオーダーはちょっとだけ大変なオーダーでした。それこそ「うちじゃなければ無理じゃない!?」とか言いたくなるくらいに。ええ、そんな微妙な自慢はあまり好きではないので、殊更したいとは思いませんが、当時はふと頭をよぎりました。調子に乗っていますね。引き締めましょう。


 40代後半 男性 自律神経系失調症と診断。

〇困っていること:めまい、ふらつき、浅眠あるいは不眠傾向、易疲労(疲れやすい)、頭がずっとカスミがかかったかのようにもやっとしていて、なおかつ重い。風邪をひきやすい。

〇施術歴:病院4年、接骨院2年、鍼灸、マッサージ合わせて1年ほど、クイックマッサージ、整体、カイロプラクティック系は行ってみたが改善が見られない。施術を受けたことのある個所は10件以上。

※申し訳ないですが、治療難民と言われているタイプにカテゴリーされてしまう方ですね。

〇要求というかオーダー:「痛い、つらい治療?はもう嫌だ。鍼とか灸も使わないでこの状態を楽にしてほしい」


この話を聞いた時、どんな治療や施術を受けてきたんだろうと心配しました。


で、少し詳しく話を聞いてみると、今までやったことのある施術行為は、電気療法(低周波、干渉波、SSP)、揉み解しやマッサージ擬き(痛気持ち良いぐらいが良いと言われ我慢して受けていたそうだ)、骨盤調整、ごきっと音が鳴るドロップベッドを使った骨盤調整、ごきっと音なる頸椎調整、鍼、灸、……


ええ、いろいろやられていますね。


で、話を聞きながら、FSS(FullScanSystem)を利用して、キネシオロジーの反応を取っていくと、筋弱化、内臓機能弱化、エネルギーラインの阻害など反応が出るはでるは、たぶん反応の数だとうちでもトップクラスに検出されたんではないでしょか?

 確認した反応の一つ一つに対処して変化を促していくと、手数がかかるし、アプローチ個所が多すぎて時間もかかる。先のお話のようにいろいろとやられているて忌避感を覚えていることもあり、できるだけ触れる箇所は少なくしようと方針を立て、Therapy Localizationといキネシオロジーの技術を使って、からだと相談しながら施術個所を集約、取捨選択をしていきました。


 今回のケースの場合、本人の顕在意識で感じている不調と、潜在意識で認識している異常とのズレが大きいために、どこから治癒していけばよいのかからだがわからない状態+蓄積疲労状態の継続により、疲れてからだを立て直しする前に、さらに疲労を重ねて、疲労困憊→症状増悪あるいは停滞を続けている状態と判断して、”認識”を書き換える必要があると感じたので、調整個所は頭頚部に集約。


「頭の状態が変わると、これだけからだって変わるんだよ」と本人の意識と無意識に確認してもらうため、CSFプラクティスによるデモを行い、頭からからだの状態に変化を促すという行為が”あり”なんだと意識してもらったうえで施術に入りました。


 施術自体は、上部頸椎調整+脳活性療法の組み合わせ。※普段は四肢、体幹へのアプローチも入れるのですが、今回はオーダーがオーダーなのでできるだけ触らないという条件を課した。


 施術回数は全部で21回。最初の10回は週1回。(※本人はもっと来たがったが予約の都合による)。11回目以降は2週間に1回。19回目で頭が重いまですべてクリア。のこり2回で少なくとも1か月再発がないことを確認して終了。


 途中で「最初からここに来ればよかった」と言ってもらいましたが、まあ、それは無茶な話です。いろいろ探してきて、結果うちに辿り着いたのでこういうのもめぐりあわせってやつですね。

 おはようございます!  

 からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師、そしてたまに操体法術士 藤井崇次(泰心堂)です。

  ここにさらに肩書加えるのなら、美容鍼灸師+美容整体師→美容クリエイター?とかですか?

  いえ、造顔しているわけではありません、上手く使われていない表情筋などを刺激して、上手に使える状態へとResetもとい活力をRe:Chargeしているので本来の美しさを取り戻しているだけで、作ってはいないですね。


  さて、今回は素朴な疑問というよりまあ、想定されていた疑問に対してお答えする感じですね。

 ずばり「私は基本施術? それとも美容施術?」というお話です。

  9月より美整術Re:Chargeを採用したことで起こったちょっとした混乱です。

 美整術Re:Chargeは主に、顔周りの施術になりますが、上部頸椎調整を入れることで頭まわりの血流や神経系の働きを活性化し、より美顔効果が発揮しやすいように、持続しやすいようにと設計されています。

 この上部頸椎調整、実はお悩み改善、解決系で入れている上部頸椎調整とほぼ同じものです。

 専門的には目的行為が違うという話にはなりますが、結果的に自律神経系の活性化と安定化につながりますので、低下していた自律神経機能の回復→からだの異常検知→自動的に対処というからだの仕組みが動きやすい状態になります。 

 泰心堂はめまい頭痛自律神経系の不調を中心に評価をいただいていますが、この施術の特徴は頭部、頚部の調整が欠かせません

 頭部頚部、からだの中心ライン、手足の歪みに対する対処を揃えることで体を解剖学的正位、あるいは機能的正位に戻すことで、自らの力で悩みを解決できる状態に持っていくのが泰心堂式の基本施術になります。 

 この特に頭部、頚部の調整を美容、美顔、小顔のために強化というか置き換えたのがこの美整術Re:Chargeになります。※美整術Re:Chargeの開発者は田中裕樹先生(田中療術院、鳥取県)


 ですので、実は美整術Re:Charge+αでめまい、頭痛、自律神経系の不調に対処することは可能です。 

 可能ですが、美整術Re:Chargeは美容系の施術になりますので、悩み解決、症状治癒を目指しての施術とは目的と方法が異なりますので、後者をご希望の方は基本施術をメインに、月一程度、顔周りの特別ケア的な扱いをしていただくのが良いのではないかと思います。 


 美整術Re:Charge 

〇対象:顔、顎、小顔など見た目の問題に悩む方に。

〇コンセプト:一般的な小顔術と違い、貯留停滞していた体液を押し流すだけでなく、その原因となっていた筋肉がうまく使えない状態を解消することで、良好な体液循環を促し、その結果として、肌色の変化(酸素流入量の増加、血流量の増加)、肌質感の変化、弾力の変化(表情筋が使えるようになり柔軟性が回復したことによる)、シワが薄くなる(筋緊張状態が適正化した結果)、頬のたるみが減る。(主として頬回りの筋肉が適正化した結果)、二重顎状態が解消(顎二腹筋など顎周りの筋肉の不具合が解消されたため)、フェイスラインがすっきり(顎周り、輪郭に影響与える側頭筋の緊張状態が適正化)など美容的効果がきたいできます。

 同時に頭部、頚部の体液循環、自律神経系の機能が活性化されるので、自律神経系の安定による体調の回復などの効果も副次的に期待できます。

 〇苦手分野:手足、腰などの症状。頭頚部の影響が強いものについては改善が期待できますが、その他の事情によるものは改善が見られないことあります。 


基本施術(徒手調整術)

対象:からだの違和感、不快感、痛み、怪我ではないのに動けない、動きが悪い、いつもなんとなく体調不良などのからだの悩みの方に。

〇コンセプト:脳脊髄液循環を中心とした体液循環、上部頸椎を軸とした神経伝達系のトラブルの問題、背骨にみられる見かけ上の歪みとからだの左右対称性や運動機能などの連動制性の問題、四肢関節の可動域や運動性、筋腱・靭帯の緊張状態や弾力・粘性・連動性の問題など、概念的エネルギーライン(経絡、エネルギーライン、アナトミートレイン)に生じたトラブルの問題、それらから派生した内臓不調など、からだの生じたサインを読み解き、からだを楽な位置へとリセットを掛け、からだの状態をしっかりと認識できる状態に戻して、からだの自律神経系の機能である自己修復・自己調整機能(自然治癒力、生命力、気血といったもの)が十全に発揮しやすい状態を作り、維持することで自己回復を支援する施術になります。 

〇苦手分野:緊急に手術など外科的処置を必要とするもの。不可逆性の欠損や骨折自体。たとえば、腕を生やしてくださいとかは無理です。腕を繋いでくださいも無理。骨折後治療してもらったんだけどなんとなく痛みが残っているとかはOK。感染症の類。その感染力や影響の強さから専門の病院が最適です。※免疫力向上!といったところで瞬間的に解決するものではないから。

〇意外な得意分野:自律神経失調症と言われた方の自律神経不調からくる諸症状。内臓の不調、アレルギー系症状(※食品アレルギーについては極めて高度な専門性と専門病院との連携が必要なので不適当。ちかくに専門医がいないこと、連携が取れないことが理由) 

〇泰心堂の得意分野:実は苦手分野がないのですが、あえて言うのならば、めまい、頭痛。特にメニエールと診断された方が良く来院されます。


 なので、基本施術+美容月1~2パターンと美容目的で短期集中(週1)→メンテナンスへ(月1~2)などの使い方に分かれるのかなと考えています。


ついで、


腰痛対策特別ケア:重症者専用。

〇対象:どこ行っても良くならない方、最低3件の治療院、病院を回って効果が出なかった方、人の任せにしないで自分で管理してしっかりと治したい方向け

〇コンセプト:別に腰痛苦手ではないのですが、地域の接骨院、整骨院、整体院、その他治療院?が肩こり、腰痛を取り合っているので、あえて看板に掲げていないだけです。むしろ、先日鍼灸部門の方にも書きましたが腰痛と紹介されてきた方が実は後から手術直前だったと聞かされることもたまにあります。  

とはいえ、本来使えないはずなのに保険を使って電気流して適当なマッサージしても全然よくならない。当店のオリジナル方式ですよとどこかでやっている施術を繰り返しても良くならない、腰回りに鍼を一杯打ってもらって、お灸をひたすらすえてきたけど良くなっていないなどといろいろお疲れ様な方向けのメニュー。  

 初回、歩行、姿勢、からだの歪み、主要筋を中心とした筋緊張、痛みの発生動作・発生姿勢、経絡の状態などいろいろとチェックしたうえで鍼灸、徒手調整術での調整と、姿勢指導とそのための運動療法、緩消法による自己解決法をセットして提供するかなり濃いめの自己解決のためのプログラム。 〇施術回数、期間:月1~2回、3~6か月での卒業を目指す。 ※腰部の緩消法による筋緊張緩和、状態によりけりですが、人により数十時間~数百時間。1日1時間程度やるとして、一月で30時間前後なのでだいたいこれくらいの目安になります。

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 ええとなんか、良い天気じゃありませんか? 暑くなりそうでちょっとだけテンション下がっているのは内緒です。本日は月曜日ということで外部施術の日です。私の施術をご希望の方は明後日水曜日以降の予約をお取りください。一応、帰ってきてからメールチェックして返信となりますので、メール、メールフォームの方は明日には何とか変身、もとい返信できると思います。


 さて、この方は30代 女性の方 OLというよりは営業職!って感じの美人さんです。どれくらい美人かどうか気になる方もいるとは思いますが写真NGなので内緒です。そうですねタレント事務所にいそうな感じですかね。


 で、そんな方のお悩みは、……魔女の鉄槌です。

 ちなみにですが、魔女の一撃、巨人の鉄槌とか言われることもあるそうですね。


 ぎっくり腰自体は、何らかの原因で筋肉に傷がついたのが、ちゃんと治っていなかったところにさらに強い外力(収縮運動)を重ねたことにより起こるものであるとされています。


 筋肉が強く進展=強く引き伸ばされたときに、ちゃんと治っていないために固まっていた筋肉の断裂を防ぐため、瞬時にカルシウムを筋繊維に放出させ、筋を過緊張状態(硬くなる)にしただけのものの場合、3日程度で何とか動けるようになります。


 一方、痛む部分に皮下出血がある場合、この場合はその部位に直径5㎜以上の筋断裂があることがほとんどだそうで、その場合、1週間以上激痛が続くことがあります。


 一般的な治療院? だと「毎日来てください」という案件のようですが、そんな時間はうちのお客様にはありません。


ええ、「すぐに動けるようにしてください。」、「できるだけ早く動けるようにしてください」というオーダーがほとんどです。


 で、この方、随分と接骨院さんと一般的な鍼灸に対してトラウマ?という思うところがあるそうで、今回のオーダーは徒手調整術の範囲で何とかしてくださいというオーダーでした。


 ちなみに鍼灸OKの場合、骨格調整鍼といううち独自のやり方で背中を一気に整えると同時に、緊急反応として出ている痛みを抑え込むという方法を取るのですが、今回はそれはだめ。


 さて、どうしようということでいろいろ検査をするわけですが、

1.DRT(背中揺らしによる上部頸椎調整、自律神経系調整)は軽度揺動でも激痛で不可

2.PNS-JOINTも上記の理由では不適当

3.モルフォセラピーによる調整も考えたがモルフォスライドをしても固まっていて背骨が動かない状態

基本パターンが使えない状態ですね。

……というかんですね、そもそもうつ伏せ、あお向けできない状態なので検討にすらいれなかったというのが実情。


一応、可能な範囲の検査とFSSによる検査で、今回は筋がメインであることはわかっていたので、”操体法”か”緩消法”かなとあたりをつけていたんです。

 操体法はからだの快不快の感覚を利用して、からだが油断できる姿位へと誘導することで全身の筋緊張を適当な状態へとリセットを掛けて要らない緊張、要らない痛みを自己解決させていく方法ですが実は結構からだの動きというか姿勢の変更を伴います。

 なので、今回は緩消法の出番ですね。

 緩消法は自動運動を利用して、ある条件のもと筋の収縮、弛緩を繰り返して、筋の緊張を緩和、無緊張状態までもっていく生理学に基づいた調整法です。※詳細は緩消法、坂戸孝志で検索ください。


 今回は自動運動が難しいので、こちらで誘導しながら筋の収縮→弛緩を繰り返した。

 側臥位で、腰部の広範囲から原因となっている筋緊張をTLを利用しつつ絞り込みをして、該当筋肉に指を置いてスタート。

 まずは7㎝ほどの筋緊張を丁寧に、正確に動作を繰り返して、取っていきます。かかった時間は約10分。ついでに2か所目。3か所目。合わせて5か所20分ほどで筋緊張状態を適正化していくとなんとか座って側屈ができる状態まで。

 あとは座位で緩消法を誘導しながら繰り返してもらうこと12分。


 ぶっちゃけますが、手をセットして体動かしてもらうだけですのでここまでくると正直私は暇です。もともと痛みがキツイできていたから、軽快なトークというわけにもいかないので、なかなか微妙な雰囲気の漂う時間でしたね。


 で、十分なところで終了。立って歩いてもらいました。

「あ、歩ける。まだ痛いけどなんとか。」


 よく勘違いして、痛みが全部とれるまでやろうという人がいますが、これ治療院内でやろうと思った数日がかりになります。しかも、傷ができている場合は筋性防御反応を必ず起こしますので、治癒が終わるまでは筋緊張は出ます。

 なので、動ける範囲まで回復や最初の痛みを10、痛みがないのを0として、7以下になっていれば 基本的にOK。

 あとはからだの仕組みで徐々に良くなりますし、より早く良くしていこうと考える場合は、少し時間を空けてからまた調整、これを繰り返すことで早期回復を狙えます。


 この方の場合、翌々日、飛行機に乗って海外出張だったので、どうしても今日中にある程度動けないと用事が終わらないという切迫した状態だったので、施術しながら緩消法の指導をして、出張先でも慌てず、丁寧に繰り返すようにと指導しておきました。


ちなみにこれ半年以上前の症例です。

なんで今頃? ええ、実は先日、メールいただいたんです。

「本日、帰国しました。おかげさまで出張先でも元気に過ごせました。」と。

ありがたいことですね。オーダーは大変だったけど。

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 先日から既存顧客の皆様に先行体験いただいている新しい美顔、小顔術、美整術Re:Chargeですが、非常に好評いただいております。

 ということで明日 9月1日スタートということでメニューに加えておきました。。

施術料について


 おさらいしておくと

 こういうイメージです。


 私は、はり師、きゅう師なので、美容鍼灸とどう違うの?という質問を度々いただきましたのでそちらと合わせてRe:Chargeを紹介したいと思います。


 まずは施術してみた実感としてRe:Chargeと美容鍼灸とを比較してみるとこんな感じです。

1.見た目の効果:Re:Charge > 美容鍼灸

 これは筋肉に対する面、線のアプローチをする分Re:Chargeの方がはっきりとした見た目を作りやすい傾向があります。ただし、美容鍼灸が強制的な筋緊張と弛緩とを起こしますが、Re:Chargeは1㎏以下の弱い力で筋の活性化を促す手技なので、強制的な筋緊張と弛緩とは起こりにくいので強縮(麻痺などを含む)などを起こしている場合は、美容鍼灸の方が弛緩効果が高く起こりやすいと考えられます。

2・質感の変化:Re:Charge < 美容鍼灸

 Re:Chargeは主として表情筋を起こして使える状態に戻していくのに対して、美容鍼灸の場合は鍼という刃物を使って微細な傷を作ることで強制的な血流の流入、新陳代謝(ターンオーバーを含む)の加速を含めた炎症反応を促進します。Re:Chargeは筋肉を刺激することで自然な収縮弛緩を促し、血流、酸素を呼び込みますが、傷は作らないので、傷の修復とともに起こる炎症反応(=治癒反応)はさほど起こりません。

 乾燥肌、脂性肌、アトピー性などの皮膚炎に対しても血流量増加による自然な変化は生まれますが、これについては鍼灸の方が早い印象があります。

 一般的な皮膚、筋肉の疲労によるものであれば、さほど変わりはないと思います。

3.リスク Re:Charge < 美容鍼灸

 私が美容系手技としてRe:Chargeを推す理由はこれ。

「明日、写真を撮りたいのですが、写真写り良くできますか!?」というオーダーを受けた時、美容鍼灸は医療用(専用)とはいえ、鍼(刃物)を使うため、内出血などの体液の一時的滞留というリスクが一定確率で発生します。

 また、当院ではありませんが、美容鍼灸の指導をした先生方などの情報から、顔面多鍼を行った結果、一時的な体調不良(反動、あるいは瞑眩?)が起こってしまったなどという話も聞いています。

 Re:Chargeは一般的な美容鍼灸に比べて、非常に短時間で即効的かつ持続的効果を発揮する手技ですので一般的な美容鍼灸が60分~90分かけて行うところが多いようですが、約10分の1。

 時間的な負担も少ないので、とにかく受けている方が疲れないので、体力低下による体調不良を避けることができます。

※一般的な小顔メニュー30~60分程度一般的で、一月も持たないという評価をお客様によく伺いますが、それからしても驚異的です。

※毎晩晩酌していて「翌朝のむくみ~」がと度々仰っている数名の方々にも絶賛いただいています。


 美容には興味があるけど、「鍼はちょっと」という方や「なかなか時間の都合がつかなくて美容まで手が回らない」という方にもお勧めできるメニューになっています。


 泰心堂はメインは、お悩み解決系ではありますが、健康=美、生活の質を高める提案も適宜行っていきたいと思っています。


 ご興味のある方は9月、10月中は1000円OFFのキャンペーンを行いますので是非この機会にその結果を体験ください。

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 本日はネタ帳に記録してある施術例からのお話。


 30代女性、習志野市、事務職(PC作業中心)

◇症状:腰痛(腰椎椎間板ヘルニアと診断)、首肩こり、たまに右腕が重怠くて上げるのも億劫になる。

◇見た目:完全頭部前方突出位(いわゆる頚猫背、横から見て頭が肩の中心線より前に出ている状態)。自然に座った姿勢で腰が後傾かつ猫背。一般的には疲れた人がする座り方。

◇検査:

〇頭:頭部拡大状態を確認→脳脊髄液循環、一次呼吸がうまくいっていない可能性の示唆。

〇腕:前方挙上L>R、Rは解剖学的正位を0とし、頭上を180とした時120程度。筋反射テストでもR弱化を確認。

〇脚:股関節可動域L>R、解剖学的正位を0とし、股関節との関係が直角になるところを90とした時、L120、R90で引っ掛かり。筋反射テストでR弱化

〇脚:内旋L>R、右大腿部が内旋位、右下腿部が回外位のため、右内旋の動きが硬い。

〇膝倒し:左に倒すと、右腰に痛み、右肩が浮く

〇仰臥位における頚部前方挙上:腰痛の増悪を確認。


スクリーニング(ふるい分け)

〇キネシオロジーテストを利用(Therapy Localizationによる現象→原因の判別を繰り返す。)

〇上部頸椎 R、胸椎2番R、胸椎10番L、腰椎2番R、S1R

〇自律神経系の今回の最上位調整点-右後頭骨(FSS方式による)


施術:今回の最終調整点は右後頭骨の調整点。

1.上部頸椎に対する調整

今回は初回ということもあり、上部頸椎調整後に再検査。

施術前状態を10としたVAS(Virtual Analog Scale)による施術対象の主観の変化はVAS10→3。間接的な脳脊髄液循環の調整、上部頸椎の調整を行った結果、本人の痛みの感覚が大幅に減少したことから、頚部が本状態に対して大きな影響を及ぼしていたことが窺える。

2.足に対する調整

 話を聞いた限り、根本療法系の施術者は骨盤帯(多くの術者が勘違いしている骨盤。実際は骨盤帯のことを指す)ばかり意識しているようだが、骨盤帯(骨盤である仙骨・尾骨、スタビライザーやサスペンションとして機能する寛骨=腸骨・坐骨・恥骨の複合骨)はどちらかというと影響を受けて偏位するに過ぎない。身体構造上、生命機能上、メジャー=原因ではなく、マイナー=現象側に属する調整ポイントのひとつである。つまり、変化しやすい。

 これが一般的な骨盤調整では、なかなか症状が改善しなかった理由のひとつ。

 解剖学的正位、機能的正位に対して、捻じれていた、足趾、足関節、下腿、大腿の捻じれを戻すことで足元から受ける刺激の最適化と歩行による足元のからの歪みの低減を図る。

3.手に対する調整

 (背部揺動による)頭頚部―脚部と来てあとは腕周りの調整で要素が整う。

 今回は指周りの捻じれはさほどでもなかったので、手関節(手首)、肘回りを整て終了。


術後の検査では

〇頭部拡大状態→解消

〇前方挙上:左右とも170度付近、180度までもっていきたいがとりあえずはここまで。

〇腕の筋反射テストでは弱化解除。

〇脚挙上:左右とも股関節110付近。※左側が120→110と減少しているが、からだの最適化の結果可動域を減少した方が釣り合いが取れると判断し、変化したのでOK

〇脚の筋反射テストでは弱化解除

〇膝倒し:左右ともスムーズ


本人の主観の変化

施術前をVAS10とした時、VAS10→3(上部頸椎調整後)、→2(手足調整終了後)


手足での変化は大きくはないが、変化量が少なくなっているので、一回の施術としてはここまでで終了する。


この段階では、からだが疲れて歪み、それが継続状態になったことで痛みが出ていたものが取れている状態。

組織損傷の治癒や神経系の回復はこの後、しっかりと栄養と休息をとることでからだの会副作用の一環として起こるので、無理をしないように伝えて終了。


 今回は、泰心堂の基本手続きに則って、脳脊髄液循環―神経伝達系の回復を狙う頭蓋―上部頸椎調整、足、手の流れで調整をしていったので、頚部の影響が非常に強いように見える。もちろん、これは逆に手、足の調整からでも変わった可能性はあるが、泰心堂の考え方ではまずは脳脊髄液循環と神経伝達系の経路を整えて、自律神経系の機能低下状態を解除し、からだの状態を認識しやすい状態を作るという原則に従っているので、このような形となった。

 なお、今回もそうであるが、痛みの局所=今回の場合、腰痛の最圧痛点については確認時を除いて触れてさえいない。


 患部を揉んだり、押し込んだりしなくともからだの状態をちゃんと認識できる状態へと持っていくと筋緊張、血流、神経興奮状態なども自動的に最適化される。

 また、この場合、患部に対するダメージ(損傷)が極めて少ないので、その痛みなどの症状が、素組織の損傷によるものか、それとも血行不良や神経過敏、あるいは歪みからくるものなのかがわかりやすいので泰心堂ではこの方式を採用しています。


こんな感じで、今回は終了します。

では、また。