施術について

 おはようございます。

 からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。


 ええと、半分業務連絡ですかね?


 某社より年賀状印刷のご案内なる案件が来ていましたので、ついでなので泰心堂の方針についてお話しておきます。


 泰心堂では、年賀状、出していません。


 理由は、めでたくないから。


 来院したお客様にはご挨拶いたしますが、わざわざ年賀状まで出して、今年もよろしくしたくないのが、治療院というもの。

 特に、(一般用語としての)”治療”目的で来院されている方に、「今年もよろしくお願いいたします。」というのはなんだかなぁ~なわけです。


 なので、あまりよろしくしたくないであろう治療院からの年賀状って出さない方が良いと判断して気を付けて出さないようにしています。


 ちなみにですが、ご家族と同居の方の中には、自分が治療院などに通っていることを知られたくない方もそれなりにいらっしゃいますので、はがきなど郵送物を送るときは事前に確認してから送りましょうね。

 どうも、本日、ドタキャン2件で少々凹み中のからだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 本当にやむを得ない場合を除いて、ドタキャンはやめてください。自営業なんでぶっちゃけ収入減になる上に、ほかの人の施術を承れないのでリカバリーも利きませんし、さらにその時間希望していた方の施術機会を奪ってしまうので早め早めの連絡をお願いいたします。

※ついでに書いておくと一応、当日キャンセルはキャンセル料(一回分施術料相当)をいただくことになっています。

 また、どうしても電話でという方は、事前に用件と要点とをメモ用紙などにまとめて電話してきてください。予約いただいたかの対応が優先なので、そうそう時間を変えて電話対応していられないという現状がありますので、質問、相談案件は特に電子メールで、どうしても電子メールは使えないというのであれば封筒に返信用封筒(切手付き)を同封したうえで手紙を認(したた)めてください。


 さて、本題の方に行きましょう。

 不眠症の方への施術ということでお話したいと思いますが、現実問題として、医療機関で「あなたは不眠症です」と言われて来院される方は極めて稀です。「不眠気味ですね(不眠傾向がありますね)、導眠剤(睡眠薬)を”一応”出しておきましょう」と言われている方はそこそこいらっしゃいます。

 またナルコレプシーなど特殊なものはやはり専門の医師による診療と治療計画に基づいた処置が第一になりますので、あくまでも徒手調整術などは補助的手段と考えていただいたほうが良いと思います。


ということで、うちであつかうのは、お客様が訴える”不眠”状態にある”からだの調整”になります。

はい、これは実はどのような症状でも基本的に同じ考え方であり、そういうからだの調整をすることで、からだ自身が状態を再認識し、自己修復可能なものを自己修復(治癒)することが可能であろう状態(Zero-Positionあるいは泰心堂が定義するFunctional-Position)へと戻していくということです。


なので、

体の捻じれ、歪み、筋肉の緊張、弛緩、筋反射の低下状態、……など検査を通じて、自律神経系が機能低下を起こしているであろう徴候を”からだ”に意識(現状認識)させ、捻じれや歪みなどを戻る分だけ戻してあげることで、からだの状態の再認識(変化と状態確認)を促すことで、自律神経系の機能の自動調整を促す。


これが、鍼灸を含む徒手調整術で行っていることです。


ということで、不眠症の方への手順もいつも通りです。

1.挨拶と誘導

2.ヒアリングシートへの記入とヒアリング

3.施術台への移動と検査

4.デモンストレーション(脳脊髄液循環調整と検査結果の変化の確認)

5.本調整

6.再検査

7.次回予約とお支払い

8.挨拶とお見送り


ええ、いつもどおりですね。

ちなみにデモンストレーションで脳脊髄液循環調整を行っているのは、これが一番わかりやすいからです。わりとチェックするのが頭部拡大状態と両脚挙上の角度と感触ですね。

頭の調整を行うことで、これだけ変わるんだよと体とお客様に教えて、以降の調整をしやすい雰囲気と流れを作ることが目的ですね。


あとはZPあるいはFPにできるだけ合わせるように調整していくだけです。



 ども、少し時間が空きました。まあ、いろいろと考えることややることがあったのよ、これが。

 はい、改めまして、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 ええ、今年もいただきました、〇〇の神の手〇人企画や〇〇の達人企画、そのほか女性誌やら健康誌やら企画の提案。でもね、お金払って載せませんかじゃなくて、載せたければ原稿料払えと言っているのに毎度毎度、提案いただけるのはなんというか根性あるなと思います。


 さて、タイトルをさっさと回収しておきましょう。

 ゴッドハンド、達人、……溢れすぎていませんか!?


 この質問、ドキッと来る人いるんじゃないんですかね?


 まあ、正直あふれていると思います。猫も杓子もゴッドハンド、〇〇の達人と言う広告、……ゴッドハンド、達人の名称も安っぽくなったなぁと感じます。


 ええ、私ですか? ちょくちょく顧客の皆様に言われていますが、「ゴッドハンドって、なんか神の手下って感じで微妙じゃない!?」とはぐらかしています。ええ、私がゴッドハンドと呼ばれることよりも、私が手助け可能な悩みを抱える方々に私のサービスを届けられれば、そんな名称なんてどうだっていいと思っています。


 でもね、自分で「ゴッドハンド○○です」とか、「○○のゴッドハンド、知っていますか!?」(+バストアップ写真)とか、名乗るのは「うわ、うさんくさい」と思ってしまいそうですね。


 そうですね、ゴッドハンドとか達人とかマーケティングで作るのではなく、技にこだわったそれらってどういうイメージかというと、○○を学んだからというわけではないんですよ。


 なんか、世の中っていうかうちに顔出す輩(ともがら)、それとも後輩、諸兄?の話を聞いてみると、山道を登っていくと達人という頂きが!的なイメージを持っているみたいなんですけどね、それ誤解ですから。


 どっちかというと、(常識という名の)崖があって、飛び降りて、無事に済めば達人ってイメージかな。


 ある意味で、研究というか、悟りというかに近い感覚か、もしくは一か八かで飛び込んでやってみたらできるようになってしまったって感覚に近いと思います。まあ、中には気づかないうちにその境界を踏み抜いていたって人もいるでしょうね。


 さて、自称ゴッドハンドやマーケティング系のゴッドハンドの方々はどうなんでしょうね?

 あっ、ちなみに私自身はマーケティング系のゴッドハンドの方は肯定的に捉えています。だって、だれも知らない達人技なんて、”ない”でしょう?


 おはようございます。と言ってもこれを書いているのは昼間なんですけどね。

 改めまして、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。


 本日は休日ということで、ちょっとしたメモ的なお話を。


 キネシオロジーという考え方がある。

 これ実は学問としてのキネシオロジーと実践技術としてのアプライドキネシオロジーとがある。前者は生理学、心理学、運動学などに基づき、人間およびそれ以外の生物の身体運動を研究するものであり、後者はジョージ・グッドハート博士らを端とする筋肉の強度や運動性などを指標としたカイロプラクティックなどで徒手療術で用いられる判断方法である。


 基本的に、治療家云々がくちにするキネシオロジーはアプライドキネシオロジーのことだと思って構わないと思います。※モルフォセラピーにおいては形態学的アプローチなのでキネシオロジーの方が関連が深い。


 うちで採用しているキネシオロジーのテストも実はこのアプライドキネシオロジーにおける筋とからだの状態についての検査方法である。これ、いろいろと派閥やらやり方やらあるそうなので、どれが一概に良いとか、お勧めすることはできないが、鍼灸師であれば少なくとも脈診や腹診て広義のアプライドキネシオロジーの方法になるということは意識しておいた方が良いように思う。

※アプライドキネシオロジー自体が、一部、経絡学など東洋医学の概念を用いて構成された経緯があるため。

※脈診の派生がキネシオロジーのテストであるとかそういう主張は個人的にどうでもよいことだと思います。


さて、今回はどうつかうかとかどう学ぶかという現場でのお話ではなくて、ちょっと変わったお話。


ずばり、(アプライド)キネシオロジーを”相場”で使えないか?というお話です。


この質問をいただいたのは、うちの顧客の為替の投資家さんから。


う~ん、キネシオロジーって別に万能ツールというわけではありません。

設定がおかしければ、おかしな結果しか返しませんし、返した結果が医学的な検査をしても現時点では検出されないなどということもあり、常に正しいわけでもないのです。

セッティングが大事なんですね。また100%信用すべきものでもありません。


実際に為替(FX)の相場のお話でも、AさんはEURUSDが現在トレンド相場だと言い、Bさんはレンジ相場であると言う。こういうお話はよくある話です。そしてAさんはトレンド方向に沿ったフォロー系トレード、Bさんはレンジの上辺からの折り返しを狙うカウンター系トレードをして、どちらも利益を得たなんて話も。

 結局、その人が目の前の状態をどう見て、どういう戦略を選び、どのような戦術で利益を切り取るか、はたまた損失を限定していくかによるわけですね。

 確かにプライスアクションJAPANのくまひげ先生などでは、相場の軌跡=相場に関わる参加者の合意の結果=感情の軌跡と主張されていますが、だからと言って、集合心理に対してキネシオロジーのテストを行うというのも奇妙な気がします。


おそらくは、しっかりと勝てていないトレーダーさんがキネシオロジーのテストを採用してトレードしたとしたら、ぼろ負けになり、しっかりと勝てているトレーダーさんが採用した場合、なんやかんやありながらも結果を残すのかなと思います。

 勝てているトレーダーさんが悩むのはおそらくよくわからない状態を判断したいのだと思います。別の知り合いは、「よくわからないところはトレードしなければ良い」とばっさり。よくわからない状態でトレードした場合は勝ったり負けたりは普通ですし、そもそも高勝率ポイントじゃないわけですからね?


「正直、おすすめしませんよ。やるのなら自己責任でお願いします。」と玉虫色の回答をしておきました。

 ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 本日二本目になりますね。

 今回は、許可が下りましたので、まためまいの症例でも。

 ただ、今回の症例はかなり特殊です。


 はい、ということで特殊なめまいと吐き気の症例です。

 まあ、あまり引っ張ってもなんなので、どこが特殊なのかというと、卒業(治癒判定)までの期間が実は施術回数に対して長い症例なんですね。


〇施術期間:1年3か月。

〇施術回数:7回


ね、おかしいでしょう?


「最初はできるだけ時間を空けないで来てくださいね」というのがよくある治療院のパターントーク。

 ただでさえ、うちの場合は、「ほかで週2~3回て言われたら週1回くらいが目安かな」と実はかなり一定期間内の施術回数が少なかったりします。これは、お金の都合とかそういうのではなく、純粋に調子が良くなるためのある意味で仕様です。で、たいていこの話をすると「そんな少なくて良いんですか?」とか「そんなに間隔空けて大丈夫なんですか?」とかクライアントの方から日常的に言われたりします。

 でもね、泰心堂こと私 藤井が定義する鍼灸を含めた徒手調整術の調整の目的って、究極的には”認識を書き換えること”なので、施術前と施術後のギャップ、そして施術を受ける前の日常と施術を受けた後の日常、次回施術までのからだの負担とからだの変化を”認識する”というのが大事なんです。

 だから、痛みが激しい急性腰痛(ぎっくり腰)などの急性症状を除いて、慢性よりの症状はとくに時間の経過を体感させるたほうが、施術効果が良くなります。※その結果、施術間隔を詰める方もいらっしゃいます。


とはいえ、今回の症例は、間空き過ぎの症例ですね。よく、こんな施術間隔で良くなったものですね。ひとのからだって本当に不思議です。


では、話を進めていきましょう。


来院当時 27歳 女性 24歳で結婚を機に家庭に入り、25歳で出産。その後、体調不良に陥る。

主訴:メインの症状はめまい、ふらつき、吐き気。ひどい時には立ち上がれず、一日寝込んでしまうくらい。

来院動機:いくつか鍼灸院、整体院に通ってみたが全然効果が感じられなかったので、どこか良いところがないかと”めまいに強い”で検索して近くでヒットしたので、一度試してみようと思ったから。


さて、ここまではわりと普通です。よくあるプロローグだねとわりと安心してみてられる感じですね。


ちなみに初回施術は、カイロプラクティックで使う三角形状のブロックを利用した脳脊髄液循環調整とクラニアルテクニックの併用で施術時間はデモンストレーションを含めて20分程度。

特に問題なく、術後の検査でもしっかりとROMなど事前に取っていた指標=目印の変化も確認できました。


で、キネシオロジーでスクリーニングした感じでは少し早めが良いかなということで10日後に次回予約。


結果、次回来院は何と3か月後になりました。


何が起こったか!?

ああ、念のため書いておきますが、ノークレームです。


なんと1週間ほど、本人的には絶好調が続いたのです!

そして、一気に、めまいと吐き気で動けなくなった。


電話をいただいた10日目つまり次回来院予定日には多少マシになっていたそうですが、絶好調から不調のギャップが大きくてかなりつらかったそうです。

でも、その一方、「これだけ劇的に変わったのは初めてです」と、でもギャップダウンがつらい、怖いということでしばらくからだが落ち着くまで様子見。


そんなこんなで、前半は3か月に1回の調整、後半は2か月に1回の調整。

ラスト1回=7回目、「あれだけつらかったのが嘘のようです」って。


……ひとのからだって凄いね。

まさか、こんな施術間隔でよくなるとは。


ちなみにですが、程度にもよりますが、2~3件以上、病院や治療院に通院したり、3年以上経過していたりするめまい、頭痛のケースでは、泰心堂の基準では最低でも2週間に1回程度の施術を推奨しています。ベストは週1回かな。


今回のケースは本当にレアなケースです。ええ、色々な意味で。


習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

土曜日11時、来院希望の方いらっしゃいますか!?

 おはようございます。

 からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 今朝は朝から曇りとまあ、なんというか、不安定な転機ですね。

 この記事を見ているあなたはいかがお過ごしでしょうか?


 さて、本題。

 正直、カテゴリーに悩みました。これ、まあ、宣伝と言えば宣伝なんですよね。

 まあ、いいか。


 ええと、土曜日の11時に施術をご希望の方いらっしゃいますか?

 そろそろ11時台の顧客が何人か卒業(良くなって集中施術ではなく、メンテナンス施術へと施術間隔を開ける時機)になりますので、11時台の2枠のうちいずれかが空きます。


 早い者勝ちで再来週分を受け付けますので、施術を希望の方は早めにメールか、メールフォームにて連絡くださいね。


と今日の一本目は空き枠(予定)の提案でした。

https://taishindo.amebaownd.com/posts/7212058

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

めまいの症例

 おはようございます。

 からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 なんか今日も朝から曇りでなんだかすっきりしない感じですね。

 本日は日曜日ということで、午後からは外部での施術になります。本日は11時半に施術切り上げて12時には出てしまう感じのスケジュールになります。


……佐川の荷物が届かない。

 正直困っています。本当はですね、25日に受け取るはずだった荷物なんですけど、当日18時以降に出張で施術、そのまま直帰だったんで受け取れなかったんです。で、昨日は昨日で14時までしかいないし、本日は受け取れて12時まで。さらに月火休み。

 ちなみに期限がある配布物なので、ぶっちゃけ話、スケジュールが大きく崩れます。というかこのままだと配らずに廃棄になる可能性も出てきました。

 それもこれも不在票(再配達依頼書)がないからです。はい、なぜか不在票(再配達依頼書)が入っていなかったんです。

 何やっているの?

で、荷物をお願いした業者の方から追跡して、自宅へ転送してもらって受け取る予定となりました。

 営業所のスタッフさん朝早くからの対応、ありがとうございました。


 さて、めまいの症例です。

 先に言っておくと、メニエールだのなんだのという特殊な病名はなく、単に”めまい”と診断されたそうです。

 話を聞いたところ、回転性ではなく、ふわふわとした動揺性に近い。失神も耳鳴りや難聴もないのでこちらもクリア。めまいが起こるタイミングから心因性かな? って感じですね。

 ここで”診断”したがる人結構、治療家には多いように思いますが、あくまでもその可能性程度。病名をはっきりさせたければ必ず医師の診察を受けてくださいね。


 私たちの問題とすべきことは、そう言っためまいを訴えている人のからだが、どういう特徴を示していて、それが本来あるべきであろう位置関係とどう乖離している(=ズレている)かです。


 ズレているのを戻せば、からだの機能は正常に働きやすいだろうと考えているわけですね。


 で、ここでは鍼灸部門なので、徒手調整術研究部で検査する項目のほか、東洋医学的な考察なども入れます。ええ、脈をみたり、お腹みたり、経絡反応見たり……などなど。


 さて、結果からお話すると、3回+1で改善で卒業。+1は3回目より2週間後、症状の再発があるかどうかの確認と調整のために。再発がなかったし、不安感もなかったので、卒業。「月一回(3~4週間に1回)程度メンテンナンスはいかがですか?」と提案して終了。


 施術のポイントは、上部頸椎カイロプラクティックの考え方と、右上天柱。あとはKHTの考え方からH2-I38の使い方ですね。



と、ここまで書いておいて、移動時間になりましたので中途半端ですがこの辺で。


https://taishindo.amebaownd.com/posts/7195257

 ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 ええ、変な天気が続きますね。うちの方は昨日の雨でがけ崩れで避難指示がメールで飛んでいましたが、おかげさまで自宅、職場とも問題なし。

 皆様の地域は大丈夫だったでしょか?


 さて、本題。変形性膝関節症+坐骨神経痛の例ということで、これもまたうちの顧客が取得済み(?)の診断名ですので、ここのツッコミはやめた方が良いですよ。


 まずざっくりとしたお話をしておくと、痛みが出るのはなぜかって話なんですけど、まあ、いろいろとあります。炎症反応を促進する、あるいは障害部位を保護するため、あるいは異常な神経興奮、発痛物質が大量に流入などなど、まあそのへんは生理学の教科書レベルの話なので、まあ中学高校の保健体育か生物の教諭とより高度な分は専門書と生理学者に譲りましょう。


 徒手調整術の場合は、”歪んでいる”から体液やエネルギーなどの流れが悪く、治りにくいままでいる、とくにモルフォセラピーなどではフォルム(形状)が崩れているから、不都合が起こっていると考えるわけですね。


 となると、フォルムの崩れ、つまりは捻じれや歪みなどが取れた状態に戻せば、不都合が解消されるのでは? というお話になるわけですね。

 これ、うちのZero-Resetという概念とよく似ています。


 ふまえて、今回のお客様を見ていきましょう。


 50代 女性 営業 得意先回りなどで日中良く歩き回る。

 身長は私と同じくらいなので160㎝台前半。体重は内緒だそうです。

 膝痛は右膝内側部、調子が悪い時に階段の昇り降りで痛む。

 坐骨神経痛は左足。太腿~腓骨の裏にかけて。


 正確な痛み出しだ時機などは両方とも不明。ただ、診断名が出てからは2年以上経過。本人曰く、「だましだまし使っていた」と。


 で、今回は、右膝の痛みが強く、蹲るくらいの激痛が出たので来院。


 テスト結果はちょっといろいろあって詳細は内緒ですが、わかりやすいところの情報を挙げておくと

1.右大腿部内旋、右下腿部回外

2.腰椎4-5番左方回旋変位

3.DRT三大徴候 C2R、S1R、A3R※これはわかる人はわかるでお願いします。

4.右小指―N5(膝内側相応領域) 過敏圧痛あり。※KHTを学んだ人はわかります。

5.左H2-I38でキネシオロジーテストでクリア※KHT応用テクニック


ということで調整は次のように行いました。

1.DRT(ダブルハンドリコイルテクニック):揺らす刺激により上部頸椎を含めたセンターラインを整える。

2.股関節―膝関節複合捻転テクニック:股-膝関節の捻じれを取る。

この時点で、三大徴候と回旋変位のチェック。ついでに自覚症状のチェック。

痛み再現動作で、右膝痛が残り、坐骨神経痛に関してはVAS10→2。ただし今回坐骨神経痛に関しては、「なんとなくず~んと奥の方で響く感じがある」程度でもともとさほどつらくはない。

3.指節関節に対する調整テクニック

右膝動作痛 解消

4.左H2-I38に対して調整テープを貼付。

坐骨神経痛 VAS2→0

「あれ? 左足の奥の方でず~んとした感じがいつもあったのにありません!?」とまあ、なんと典型的な、そして模範的な感想をいただきました。ええ、直筆でのお客様の声取りたかったところですね。


今回はたまたま一回で、ほぼ解消状態まで行きましたが、キネシオロジーで反応を見るとまだ再発しそうな感じがあるので、N5とH2-I38に対するセルフケア法を指導したうえで、2週間に1回の施術間隔で通うように指示。


合計4回で、その後半年、来院しないといけないほどの痛みなし。まあ、治癒とみなしていいでしょう。先日、美整術Re:Chargeの希望で久しぶりに来院されました。

 おはようございます。

 からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 本日はあいにくの雨模様。祝祭日でもありますが、外部での施術です。正直さぼりたいな~とか思っている自分がいます。ええ、音が降りてきた感じ? このままビート’(サトウダイコンではありません。)を作りたい気分ですね。そうはいっても仕事は仕事。準備はすでに済ませてあります。


 さて、本題『たとえばこんな腰痛の方のへ施術』


私:「はい、大きく口を開けて。ゆっくり閉じて、もう一回」

私:「じゃ今度は半開きにして~」

私:「最後、ゆっくり大きく口を開けて~。はい、閉じて~。」

私:「調整終了。では再検査しますよ」


顧客「おお~! 痛くない! 何やったの!?」


施術時間、検査のぞいたら3分未満。検査入れて約15分。

VAS10→VAS02


最近、うちに使えるレベルになった動体療法を用いた腰痛の方への調整の一幕。(音声の一部)

※誤解のないように追記しておきますが、これだけで終わったわけではなくて、これをきっかけに信用を獲得して次の流れに入ったわけですね。


さて、問題。これっていわゆる『腰痛治療』!?


突然、何の話って言われるかもしれませんが、私、はり師、きゅう師ですが、健康保険による接骨院(整骨院)、鍼灸院、あん摩マッサージ指圧院などでの施術(保険施術あるいは療養費対象施術)について非常に否定的な立場です。


その理由は

1.医師の同意書を必要としているにもかかわらず、標準の施術パターンとその指示がないこと

2.その施術をしたことによる明確な効果判定がないこと

3.再同意手続きを行う際に、施術者および施術事業者の審査が厳格に行われていないこと

4.それらの情報の実名公開がないこと。

5.保険(療養費)対象施術範囲と独自方式あるいは自由報酬方式の施術範囲の区別が行われていないこと

6.手続きの煩雑さに対して、報酬が十分でないこと

などです。


今回の私の施術例は徒手調整術の範囲なので当然保険対象ではありません。が、現場での施術においては、例えば腰痛を訴えてきた方に対して腰に触らずに調整を終えることもあります。これは施術者としてのからだの見方や施術に関わる考え方からくる技法の違いですが、これ、まったく知らない一般の方が見た時、腰痛のための施術をしたとは思えないという現象が生じることでしょう。

 そうなった場合、もちろん施術を受けた人が明確な結果を感じた場合、それは肯定されるでしょうが、一般的な視点に立った時にどの程度専門性、専門的な考え方を肯定しうるかという問題を孕んでいます。

 簡単にいうと、鍼灸で療養費対象施術をする場合に、「腰が痛い」と訴える方に対して、たとえば頭に触れる程度の鍼刺激で調整した場合、時と場合によって、療養費対象施術をしていないと訴えられかねないということです。


 つまり、現行制度では施術者が十分に守られません。これが一つの問題。この対策としては明確にパターンを決めてその通り施術をするという方式を順守することが一番の対策になります。業界標準の腰痛A-1パターンの標準施術を〇回行ったとなれば明確と言えば明確ですから。


 二つ目は、その施術が妥当なものであると誰が判断し、いつまで許可するのかという問題です。もちろん状態によっては長期の施術が必要なケースも存在します。ですが、それを誰が判断するのか?その判断を誰が担保する(保証する)のかというお話です。

 現行制度では同意書1枚で約6か月の施術が可能です。で、施術メモ程度の書類数枚だして再同意申請をすると多くの場合許可が出てしまいます。それは施術メモと患者さんの現状とを比較検討する制度がないし、判定基準がないからです。そしてもう一つ大きな問題が、施術の仕方が施術者によって異なってしまうので、単純比較ができないということ。

 もし、6か月やって効果が十分でないあるいはこの施術者で改善の見込みが立たないというのであれば当然に、再同意に対する否認あるいは施術者の変更を指定しての再同意が行われるべきです。

 またそれらの結果を公開すべきです。だって、患者さんからすればどこを選んでいいのかわからないのです。


 さらに、いわゆる保険治療分と自由施術分とが明確に分かれていない場合、保険対象分の施術だけをしてほしい顧客やそうしたい施術者とそうでない顧客、施術者との間に不利益が生じてしまうこと。

 たとえば泰心堂の鍼灸部門(はりきゅう院部分)では、腰痛なら腰痛を訴える箇所を初回の時点で範囲をしっかりと決め、そこにしか施術をしません。当たり前ですが、施術の期間中に別に膝痛や肩こり、頭痛などほかの症状を訴えた場合、保険分の施術をしたのちに対処が必要であれば、あるいは要求があった場合、うちの普段の施術料金を伝え同意と支払い意思があるときだけ施術を承っています。

 こういとき

「○○では一緒にやってくれた」という苦情が来る場合があります。

うちの答えは明確です。

「では、〇〇へどうぞ」

 その代わり、泰心堂では療養費対象施術について、たとえば針灸2術の場合は定められた1590円という施術報酬しか受け取っていません。


 針灸は全人的な医療だから~と不思議なことをのたまう方がいらっしゃいますが、鍼灸が全人的な医療であることと保険施術は異なります。なので明確に区別する方が当然だと思います。保険施術報酬は鍼灸施術の割引券ではありませんから。

 そもそもそういう独自施術をしたいのであれば公的な制度に頼るのではなく、自費、自由施術報酬で行えばよいだけのことです。もし、それを払っていただけないのであれば、そういう顧客に支持されていないというだけのことです。


 最後に報酬のお話をすると正直、経営者視点からすると安すぎます。いつもの施術をしたらスタッフ時給すら支払えません。

 一例をあげると泰心堂の施術報酬の設定は1時間当たりで換算すると16000円~30000円(単価×2~3人)です。

※キャパシティから換算する理論値。普段はそこまで忙しくしていません。


 ざっくりと20~30分の施術で8000円程度と考えておいていただけると良いかと。まあ、普通の価格帯ですね。1分単価が266~400円。一日朝から晩まで詰まっているわけではないので、均して考えるともっと下がります。

 それから療養費の価格を考えて時間計算すると4~6分で施術を終了しないと割に合わないということになります。ぶっちゃけ話30分も60分もかけていられません。

 ええ、3分診療笑えないですよ。さらに事務手数もかかってきます。うちは代理委任制度についても否定的な立場で、そういう制度を利用するのならきちっと利用する側が負担すべきだという考え方のもと償還払い制度一択。償還払いを受けないというのであれば、あたりまえですが保険対応を一切お断りさせていただく予定です。


 所属する師会は保険利用の推奨、利用拡大を目指す立場のようですが、私は逆に廃止して保険利用について病院一本化すべきだという立場です。そしてしっかりと顧客側に選ばれる施術家になることに注力すべきだと考えています。


 最後に「患者さんのために安くしている」と奇妙な主張をされている方に対して反論しておきますが、1時間当たり10人~30人回せれば1000円でも金銭的にはペイできます。施術報酬1000円で1時間10人×7時間なら1日の売り上げが7万円。営業日20日で140万円の売り上げで、場所代がどれくらいですかね?70万円くらいで行けますか? あと光熱費、消耗品、広告宣伝費やらたぶん上手にやれば手取りで20万円程度は残ると思います。2000円だと机上計算なら250万円越え、スタッフ数名雇えなくはないですね。ただ、鍼灸業界って広告宣伝費掛けないからどうやって人を集めるかって問題はあるんですけどね~。


 私は私も、顧客も豊かになれる経営を目指しているので、こんな忙しい場所にしたくないのでやりません。それなりに高級路線で行きたいと思います。

 おはようございます。

 からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次です。

 熱いのか寒いのか、まあ、寒いんでしょうね。変な天気が続きます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 本日の一本目のお話は、実はしばらくぶりにメールをいただいた方の症例なんです。


 3年ぶりに連絡をいただいた方の実に4年前の案件ですね。

 随分、昔の話になります。


 当時にオーダー、つまりご要望は、「突然来る膝の痛みを何とかしてほしい」というもの。過去に膝の怪我をしたことがあり、手術も経験済み。なので、痛みが出ること自体は仕方がないとは思っているけど、時折激痛で立っているのもつらくなることがあるので、何とかしてほしいというお話でした。


 この話で一番苦労したのは実は、”再現”でした。


 なんといか現場検証!?

 どういうときに、どういう姿勢で、どういう動作で、どの角度で、どこに、……といろいろ調べる必要があるわけです。

 ええ、キネシオロジー学んでおいてよかったとこの時ほど思ったことはありません。


 まずは痛みが出るのは左膝。でも捻じれが強いのは右の大腿部。下腿はむしろ左側が捻じれている感じ。股関節屈曲はどちらも正常範囲。仙腸関節の動きはL>Rで不良。

 AR3、SR2、C2RとDRTの三大徴候は典型的パターンで右から調整のパターン。

 経絡的には左のN5で反応、国際基準だとLRですかね。私はどちらかというと高麗手指鍼術基準ですので、肝経はNで表記することが多いですね。

 でもキネシオロジーのテストでTherapy Localizationをしていくと、集約ポイントが右仙腸関節→右後頭骨調整点になるというややこしい状態でした。


 問題は痛みが出た時にどうするかって話なので、今現在のからだを整えても良いんですけど、どちらかというとそれが起こった時の対処が大事だったわけです。


 なので、屈伸や捻りあるいは等尺性収縮(アイソメトリック コントラクション)などによる持続負荷などを掛けつつ痛みが出る姿勢、動作を探り、痛みがでたところで、N5周辺に対する刺激で痛みが軽減するかをひたすらチェックすること30分。

 予想通りにN5に過敏圧痛点が無事(?)に出現したので、そちらを刺激してその動きが可能かどうかを一つひとつ確認していきました。

 ええ、正直めんどい。


 なんで、こんなことをしたかというと、この方の膝痛はいわゆる慢性痛の症状で検査しても異常なしと出てしまう類なんです。

 この場合、患部に微細な断裂などの具体的な問題が生じているケース(この場合はどちらかというと急性痛になります。)か、頭の方で長いことそういう状態だったのでリミッターを掛けているケースのいずれかが多い。

 前者の場合はしっかりと養生すれば治ります。後者の場合は、痛みの記憶(そういう状態を長期にわたり反復継続したことにより生じた認識)を書き換える必要があります。

 つまり、”この方向に動かすと痛いかもしれない→痛みを出しておけ”という認識を、動かしても痛みが出ない、問題がないという認識に書き換えるわけですね。


 なので、再現動作→刺激→再現動作→再認識という手順を踏んでいるわけです。


 ちなみにこれ、痛みの局所に対して行っているわけではないので、前者のいわゆる微細な怪我が原因の場合は、痛みは取れません。だって、怪我を治すために筋性防御を起こして動かせない状態にして、さらに痛みを出すことで無理に動かすなと体に信号を送る。そういう自然な働きが起こっているだけだからです。これ、無理に取るとろくなことにはなりません。


 高麗手指鍼術(KHT)は基本的に手のひらに刺激を送ることで、自律神経系の機能による痛みの抑制などを促すものであり、直接的な患部への鎮痛効果はあまりないのが一つの特徴で、自律神経調整には非常に優れているが、一方で怪我に対する調整としては自律神経機能調整など補助的な役割に留まるという傾向を持っています。

 ま、ぶっちゃけ話、日本でKHTが流行らなかった理由のひとつです。※当時に流行が痛みや筋肉の緊張を無理やりほぐす、抵抗できない状態まで揉みこみ感じることすらできなくするというやり方が主流だったので、筋肉に対する効果を重視していないKHTはあっていなかったと言えるでしょうね。


 話を戻しましょう。


 痛みがでたときの対処法をお伝えして、実際にやってみてもらって、そのうえで調整です。


 当時の処方は、DRT→クラニアルテクニック(後頭骨調整点からの調整)→N5への処方。基本がこれで、あとはその日の状態に応じて多少の変化ってところですね。合計5回で痛みの再発が2週間ほどないことを確認して終了。

※1:2週間痛みがないのは数年ぶりで、満足していただけたようですね。

※2:KHTは鍼灸術ではありますが、今回はセルフケア兼なので、鍼術ではなく、家庭でのお灸の仕方と押圧刺激の方法をお教えしましたので一応、現場での施術は徒手調整術の範囲ですね。


 いただいたメールによるとその後も調子が良かったそうです。

 現在は、オーストラリアに移住されていて、「頭痛が酷いんだけどなんか対処法ない?」というオーダーでしたので、スカイプ繋いで画面越しですが久しぶりの再会をしていました。

 ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次です。

 ええ基本って大事です。でも基本って何? そんな疑問にぶちあった人にはこれ。


 Back To BASIC by 古藤格啓(カイロベーシック)


 ちなみに私は買ってもいないし、見てもいない。でも、コンセプトは秀逸、基本大事。勧めるとしたら断然これ。


 はい、ということで、ソレシカの古藤先生の邪道整体DVDがとうとう発売されてしまいました。

 2019年10月19日現在、こちらのサイトからたぶんセールスレターサイトへと誘導があると思います。→ゴッドハンド通信

 ちなみにセールスレターサイトってのは買わせるためのWEBの構成になっていますので、くれぐれも気を付けてみてくださいね。別にアフィリエイトをやっているわけでもないですし、何が何でも買え!って代物でもないし、それこそ簡単にできると思っている人は手を出さない方が良いとすら思います。


 ちなみに私は、王道も、邪道もないと思っています。

 私たちの評価は、結果が全てです。


 その”結果”をどう定義するのかって問題もあるんですが、そこは経営者や施術者の方々がそれぞれ考えるべきことだと思いますのでここでは定義については触れないでおきましょう。


 ちなみにですが、私の専門である鍼灸の分野でもまあ、似たような話はずっと続けられています。

 ええ、標治、本治の論争ですね。


 ざっくりとお話すると標治てのは目に見える標(しるべ)が解消されるように施術をしていこうって話で、本治ってのはからだの根本原因が解消されるように施術をしていこうって話。


 これ、一言。「くだらない」が解。


 なんでか? ええそもそもの調整の基本は標本同治。で、状況によって比重が変わるだけのことです。


 現場に”痛み”を訴える患者さんが来たとして、

1.痛みを直接的に抑える施術をする。

2.痛みが発生している根本原因に対する施術をする。

どっちが良いかって話なんですけどね。これいつも正しい回答なんてないんです。


 ぶっちゃけ話、方法論はどうでも良いのです。

1.患者さんのオーダー(要求)がその場しのぎなので、その場しのぎの施術をする。

2.患者さんのオーダーがその場しのぎだけど、戻りや再発予防のため根本を意識して施術をする。

どちらも方法論としては正解です。


問題はそこではなくて、オーダーに答えられたかってことなんですよね。

その場しのぎの施術をしようが根本原因にアプローチしようが、オーダーに答えたかどうかが第一です。


「その場しのぎの施術はすぐ戻ってしまうから勧められない」

はい、こういう先生もいますが、それは現段階で患者さんの要望に入っていなければ、それは施術者のエゴにすぎません。それが通るなら通せばよい。また、すぐ戻ってしまうようなその場しのぎの施術に満足しているんですか?って話なんですよね。


また、患者さんに「すぐ戻ってしまう」と言われるようであれば、患者さんのそもそものオーダーはその場しのぎの施術を希望しているかのようでいて、実際は再発しにくいように調整してほしいということであったわけで、それはコミュニケーション不足ってやつです。

極論言ってしまえば、「なんも見ていないじゃん」と言われかねない状況だってことです。


これってね、王道パターンで施術しようが、邪道パターンで施術しようが変わらない。


ちなみに私の場合は、人と時機と状況に合わせて比重を変えているだけです。王道も邪道もない。そこに悩みをもって人がいて、目の前にそのひとのからだがあるだけです。

Zero-Positionに近づくように調整することで、痛みなど問題になっている現象が消えればそれでよし。そうでなければ関連部位、局所(患部)に対するアプローチとシームレスに移行します。

だって、私は王道整体をしたいわけでもないし、邪道整体をしているわけでもない。その人の悩みが解決、解消、軽減できる状態に持っていきたいだけ。


そのうえで、

「これ、かなり歪み酷いね。来週も来た方が良いよ」

「だいぶ良くなってきたね。調子も良いんじゃない? じゃ、再来週とかどう?」

「3週間に一回のペースがちょうどいいみたいだね。日頃使ってるんだからメンテナンスは大事だから、しっかり調整しようね」

そんな感じ。


「すぐ戻っちゃうんだけど」と言われても

「いった通りでしょう。ある程度、蓄積した疲労が解消していかないとなかなか良くならないよ。だって、からだがきついから休ませろって言って症状出してるんだから」

とか

「でも、この検査とか、こっちの検査とか前回と全然反応違うね。良い調子で来ているからもう少し時間作って通おうね」

とか普通に対応しています。


え? だって、伝えること伝えていますから。またその場しのぎ希望者にも、状態によってはあらかじめある程度通った方が良いよって提案もしています。


なので、あとは選ぶのは顧客の方。押しつけはしません。

だから逆に異常なほどのリピート率なんですよね。今年も85%越えは確実。

これから年末に向けてもう少し新規の顧客の受け入れを増やす予定です。もちろん既存顧客の皆様は時間作りますので遠慮なく調整、あるいは気晴らしに来てください。


さて、話を戻しましょう。

古藤先生の邪道整体、素人には全く勧めませんが、伸び悩みを感じている整体師の皆様は是非。邪道という名の基本を見つめなおす良い機会になるかと。

 こんにちは、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次です。

 本日の二本目のお話は、ある膝痛の方の調整です。

 この案件は実は今週の案件です。


 では、改めて、膝痛の方への調整です。


 とは言ってもうちの場合は、特に○○の症状に対する調整って基本的にありません。

 頭痛・めまいについても同様で、気にしているのはZero-Position、あるいはFunctional-Positionからどの程度”ズレ”ているかを観察し、自ずとZP、あるいはFPに戻るように仕向けるだけです。


 ZP、FPはそのひとのからだにとって、最も楽に生活ができる状態です。


 なので、当然のように、脳脊髄液(CSF)をはじめとした体液循環、自律神経系を含む神経伝達の適正化、筋骨格の動きの硬さや関係性が良好な状態になるの動きの滑らかさが出てきます。

 もちろん、このからだの歪みが少ない状態は、からだにとって非常に楽な状態なわけですから、楽な部位、楽じゃない部位との対比が強調され、それが修正が必要なものであった場合、自律神経系の機能により自ずと修正されていきます。

 これは、筋骨格系や神経痛だけでなく、精神症状や自律神経系の不調による症状であってもです。


 わかりやすいのは、バランスの崩れと動きの硬さ、ぎこちなさですね。

 バランスの崩れという言葉はよく使われますが、泰心堂の場合は、具体的に抵抗を掛けてみてこらえられない姿勢と方向性とを確認することで、重心の崩れ体軸の崩れを確認しています。だから調整を掛けることで、重心や体軸まで整うわけですね。


 さて、今回のお客様は40代女性。看護師さんです。

 三日前から、突然右膝が痛くなり、歩くどころか立ち上がるだけで痛い。でも、職場で検査しても骨や関節に異常はなく、痛み止めを処方されただけだったと。


 とりあえず、痛みの再現動作をしてもらって、今現在痛みが出るかを確認。今回は痛みが出ていたので、そのまま。痛みが再現できない場合はより強い負荷がかかる姿勢などをしてターゲットとなるものを明確化する必要があります。

 検査をした感触では、ハムストリングスの動きが硬くて引っ掛かる。膝を中心とした上下での捻り運動も遊びがなく動きが悪い。足首の動きも左足に比べてぎこちない。


 う~ん、これ、側頭骨かな。


 デモンストレーションもかねて、側頭骨に撫でる程度の刺激を入れて、再度確認。

「あ、痛みが軽くなりました」

 うん、ヒットしましたね。


 でさらに、右手小指のPIPの調整を加えると


「体重かけても痛くありません」


 ちなみに右手小指のPIPは高麗手指術における膝周りの関節に当たります。


 この2か所でぶっちゃけオーダーはクリアーした可能様に見えるのですが、このままだとおそらくはまた崩れるので、中心軸の調整と末梢の調整を入れることで、蓄積疲労状態から回復しやすい状態へと調整。(ZP、FPに向かってResetを掛ける。)


 あとは時間経過とともにかなり軽くなっていくと思います。

 念のため「2週間後おいで」といって終了。


 ちなみに2週間後については、キネシオロジーテストを用いてスクリーニングしてみた。

 2週間後が楽しみですね。


・・・・・・え? 膝、調整していないって!?

う~ん、結果出せるのなら別に患部触らなくても良くない?