人は最適化され続けています。
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
雨のなのか、晴れなのかすっきりとしない天気が続きます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は、朝起きて、さらっと自己調整をしてから「さ、仕事しよ」ってなテンションで毎日を過ごしています。
さて、本日は私のメモ帳からのネタ。
「人は最適化され続けています」ってお話。
ヒトの体は、良いか悪いかは別として常に最適化され続けています。
教科書的なお話では、『恒常性の維持』とか『ホメオスタシス』とかのお話ですね。あと付け加えると『環境適応』のお話です。
ざっくりと
調子が良い、平時(平均)、調子が悪い
と三つに体調を分けると
理想は、『平時』=『中庸』ってやつです。
時に調子が良くなったり、時に調子を崩したりを繰り返しつつ、だいたいこの辺り=平時を維持するのが人の体です。
ここに、心身の疲労とその回復の程度により、蓄積疲労の問題が加わり、徐々に蓄積疲労状態(環境)下における、調子が良い/平時/調子が悪いへと移行したり、逆に、蓄積疲労状態が解消されて、戻ったり、……
これを繰り返しているわけですね。
で、私たちのところにお見えの皆さんは、大概、蓄積疲労状態に陥り、自分で立て直せなくなって症状発症、弱点露呈で顔出すわけです。
もちろん、顧客の皆様にとっては、一回の施術で、もとの状態に戻るのが理想ではありますが、先ほどから蓄積疲労状態と言っているように、疲労が蓄積するだけの時間が掛ってから出ている状態なわけですから、蓄積疲労を解消していかないとやはり難しいわけです。
なので、少しマシの状態への回帰を促しつつ、回数を時間をかけて蓄積疲労状態を解消、そしてため込み過ぎないように維持していくのが上手な使い方ですね。
この辺を理解しないと、
「すぐに戻ってしまう」
「やったその場はよいのだけど」
という甚だしく大きな誤解が生じ、結果、続かない、良くならない事態になるわけで……
このへんを上手に説明した資料、作るべきなんですかね?
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