瞬間劇的施術とその条件
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私はというと、風邪一つ引くことなく、元気に過ごしています。
お仕事の方は、なんでしょう? 出足が鈍い? そんな印象を受けています、この時期は割と新学期需要とでもいうべきか、新規の方が増える傾向にあるのですが、今年は2月末から微妙な状態です。
……ということは、これを見ているあなた、予約のチャンスです。今だったら、希望の時間帯にご案内できるかも!?
とか、そそのかしてみるのも良いのかな?
さて、本日の話は、”瞬間”&”劇的”施術とその条件というお話ですね。
これ、実は条件が必要です。条件が整えば、ぶっちゃけ話、誰にでも再現することは(論理式上)可能です。
まずは、当たり前の話ですが、怪我などの部位損傷。これはからだの仕組みに則り、細胞分裂をして修復されていきます。怪我後の癒着などによる運動制限、痛覚刺激など、体内のカルシウムイオンの沈着、石灰化や組織の癒着など組織的な問題が絡むので、そのものの結合緩和、分離、再吸収、剥離、治癒はからだの仕組みに則り時間を掛けて治癒へと至ります。
じゃ、瞬間劇的施術って何をしているの?
簡単にいうと、からだの機能低下状態の解除を狙っています。
怪我が治り難い、病からの回復が遅々として進まない、疲労が抜けないなどという状態は、背後にからだの生理機能の低下が生じています。その表れが、からだの歪みだったり、自律神経系の不調だったり、脳脊髄液や血液など体液の循環不良や、セロトニンなど体内分泌物の過不足など。
これらの現象が、からだの機能低下から生じていると考えると、どこにそのサイン(徴候)がるかを、からだに確認し、再認識を促すことで、自律的な回復を促すことができるというのが泰心堂の考え方なので、からだの仕組み上、解決、解消、改善、回復可能な症状であれば、なんでも対応できるということになりますね。
・・・・・・というか、鍼灸師出身の立場からするとこちらのほうが当たり前の考え方なんですけどね。
ということで、まず行うべきことは、からだの機能低下を検出するため、テスト(検査)を行い、”場”に乗せるというか、意識下、無意識下に情報を提示することです。
これを上手にしないと、威力半減もとい効果半減と感動微妙ってところですね。
上手に検査ができたら、90%終了。
調整的刺激を加えることで、前後差を作り出し、その後、正しく再検査をすれば、からだ自身が現状の再認識を行うので、あとは必要に応じて修復調整、回復促進を行ってくれ、からだの機能低下状態が解除方向へと向かいます。
その証拠というか実感というか、結果は再検査によってはっきりと確認できます。
コツとしては、はっきりとした前後差を感じさせることですね。
じゃ、調整的刺激とは何か?
これ、筋肉でいうのならば、筋の収縮命令を解除できるだけの刺激であれば良いわけですね。
当たり前ですが、筋肉は収縮命令を受けて縮みます。それは位置関係の調整のため、動作のため、防御のため、血流など体液循環維持などですね。
これが位置関係がズレているのならば、但し位置に戻せばよい。動作がうまくいかないのであれば、どううまくいかないかを調べ、自覚し、反射(脊髄反射、脳幹反射)を利用して解除していけばよい。防御反応がうまく取れないのであれば、防御する必要がないことを検査し、教えればよい。体液循環不良であれば、体液循環を促せばよい。
ただ、これだけなんですよね。
筋肉を○○の仇!ばりに押しつぶして、傷めつける必要などほとんどありません。
実際、うちの場合は検査した段階でかなりの部分が適度に調整されてしまいますから。
たとえば、うちで良く使っているDRTなどは、三大徴候やほかの個別検査などもありますが、ぶっちゃけ話、背部揺動=検査と調整なので、検査せずとも実は効果が出てしまいます。
実は施術自体はほとんど検査段階で終わっているのですね。
あとは残った状態に対してどうするかだけの話ですね。
最近、私の場合はソフトブロックテクニック、MB式や膜刺激などを利用して、ちょっとした刺激で変化を促す手技を行うことが多く、数秒で体が変化することを体験いただいているので、余計に「こんな短い時間で!」とか「えっ?これだけで」とか、「嘘、全然違う!」みたいな感想を日常的にいただいています。
逆にこれほどにシンプルにした方が、瞬間的かつ劇的に効果が出たと思っていただけるわけですね。
と半端ですが、ちょっとこれから出かけますのでこの辺で。
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