美容系施術で短時間施術を推奨する理由

　ども、からだのエンジニア＆からだの専門家　鍼灸師＆整体師　藤井崇次（泰心堂）です。

　ええと本日は、鍼灸サイドとWordPressの方から何本も記事をシェアさせていただきました。FaceBookやTwitterのタイムラインでご覧いただけた方、またリツイート、リブログいただけた方々、誠にありがとうございます。

　さて、今回はというと、

美容系施術で短時間施術を推奨する理由

というタイトルでお話させていただきます。

　泰心堂の提供する美容系施術は、鍼灸サイドから美容鍼灸、徒手調整術研究部サイドからRe:Chargeの2種になります。

　Re:Chargeの方は現在、期間限定のキャンペーン情報を公開させていただいております。体験したい方、変化を見てみたい方は是非、この機会にどうぞ。

さて、美容系施術は短時間で行うべきだという主張には、やはり、やりすぎリスクがあります。

　日本の美容鍼灸の第一人者と言えば、私ではなく、私の友人でもあるJFACeの上田隆勇先生（ブレア元町代表）。実は、最初にお会いしたときは未だ野暮ったい恰好をされいましたが、私もFacebook上でつながりのあるパーソナルスタイリストの政近準子さんのコーディネイトを受けて今ではすっかりスーツ姿が素敵な美容鍼灸師。

　見習いたいものです。……ええ、うちは高確率で作務衣ですが何か？

　まあ、それはそれとして、上田先生の活動の成果か数年前よりも美容鍼灸を掲げる治療院が増えました。ええ、それはもう激増って感じでしたね。中にはうちのある京成大久保駅近辺でも「え、こんなところで美容鍼灸って大丈夫？」と思うような属性違いと思われるようなところでも。

　突然、キノコやタケノコが生えるみたいに、ニョキって看板が出ているもんだから、「技術的に大丈夫かな？」とか、美容のお客様用の接遇対応ってできるのかな？とか他人事ながら心配したものです。

　え？　うちですか？

　うちは基本的に泰心堂の顧客へのサービスとして取り入れていますから、逆にターゲット絞っていませんので大丈夫。もともと地域では一回の施術料No.1なので、そもそもいわゆる優良顧客しかいませんので。

　ついでにいうと、上田隆勇先生の著書販売の折には応援に行ったりしていましたが、別にハリウッドスタイル上田式美容鍼灸は学んでいません。JAFACeの会員でもありませんしね。あれはあれで素晴らしいものなので、ぜひ、美容鍼灸をしっかりと学びたいという方はJFACeへコンタクト取ってくださいね。泰心堂　藤井崇次のお勧めです。もっというと、数少ないここで学べば間違いないと勧められる講習ですね。

　話を戻しましょう。

　一般的な美容鍼灸、美容系施術は

１．高単価　15000円くらい

２．長時間　60分オーバー

が多いように見受けられます。

うちでは側弯症の方の背骨に対する調整でも15分かけないのに長すぎない？ってのが私の感想。

単価に関しては、うちの知り合いのゴッドハンドと呼ばれている先生方のからだ調整が5000円～20000円／回ですし、うちも１回10000円（2018－2020年は8000円設定）ですから、まあ、2術分と考えればまあ、そんなもんだろうという感じです。

他所（よそ）は知らんけど、からだの調整と顔の調整orウエストなどの下半身系の美容目的調整ってちょっと角度が異なる印象です。なので、まずは体を整えて、改めて○○というパターンか、見た目や外見的な動きの調整だけでOK？と確認して○○だけって話になるのですが、まあ、うちみたいなところは、まずからだの調整から入って、追加で美容というパターンが多いですかね。

なので泰心堂では、8000円＋8000円→ちょい割引かなくらいですね。

問題は時間の方です。

基本的に施術ってのは体に対するストレスであり、ダメージです。

だからこそ、わざわざ泰心堂では「必要十分な検査×最短時間×最小ダメージ×最大効率→戻りの少ない結果の出る施術」を方針としているわけです。

ちなみにダメージの計算イメージは次の通り

施術部位数×（力×継続時間）＋施術時間によるダメージ＋施術時の精神的負荷

厳密にするとかなりことなりますが、ざっくりとしたイメージではこれくらいでOK

RPGとか好きな人には、前半が武器等による攻撃のダメージ、毒などの状態異常によるスリップダメージ、相性の悪い装備によるデバフによるダメージといえば良いでしょうかね。

ええ、わりとＲＰＧゲーム好きです。学生時代はＴＲＰＧまで手を出しましたしね。

で、回復というか状態が良好になり、それが維持される条件は、

１．からだの認識が最適であること：脳・脳幹・自律神経系の機能が正常

２．十分な栄養があること：しっかりと食事していること

３．十分な休息が取れること：適度な運動（積極的休養）、十分な睡眠（消極的休養）のバランスが取れていること。

これは、美容でも健康増進や、疾病状態からの回復でも変わらない。

目の前の顧客の体力、回復力を超えるダメージを与えてしまったら、意味がないわけです。

そして、刺激時間や施術時間の長短は要件＝必要な項目ではないわけです。

じゃ、効果的な施術を！と考えると、

１．からだの認識の正常化：機能低下状態が解除されること

２．ぱっと整うこと：できるだけ体力（回復力）を残すこと

３．気分よく施術を受けられること

この三つを満たせばよいわけですね。

私の考えでは、必然的に施術は短くなります。

蛇に足を追加する時間は要りません。

泰心堂の場合は、一連の手続きの中で時機（タイミング）を図りつつ美容施術の下準備をして、最後にわかりやすい部分の調整で終わるので施術の時間枠は、からだの調整のみでもからだの調整＋美容調整でも同じ1枠内（30分）で収まるようになっています。

なので、最初からうちは時間じゃなくて、結果で見せているので予約が一枠単位なんですね。

これくらい短く終わると、帰るときにはすっきりとして、足取り軽く帰られる方が増えていきます。

ついでに、余計な時間、力を掛けないことになりやすいので、事故などの発生リスクも下げることができます。

……あ、あとは濃厚接触の基準が15分でしたっけ？

ええと、最初が２ｍ以内だったのが、１ｍ以内15分以上の接触なので、何気にうちの施術って鍼灸院、整体院なのに適用外の基準を満たしていますね。