眼精疲労?顔面疲労?
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。
本日はこちら、徒手調整術研究部の方でタイトル通り、眼精疲労、顔面疲労の話を少々しようかな?と。
まずはざっくりとしたお話をしましょう。
眼精疲労:目を使う作業を続けることを原因として、目の疲れや痛みなどの症状に加えて、頭痛、肩こりなどの全身性の症状を呈するもの。
顔面疲労:顔面の筋肉・神経の疲労や異常な興奮により痛みや重怠さ、たるみ、突っ張りなど動かしにくさが出るもの。
後者に関しては、正式な分類ではないのでざっくりと。
ちなみに目の周りを押すと痛みがあるは顔面の疲労です。目の周りの眼輪筋やら、三叉神経痛などの問題であることが多いです。
自分でできる対処法。
〇眼精疲労
1.点眼薬(目薬)
2.蒸しタオル※寝っ転がって、蒸しタオルを目元に。やけどしないように注意。
3.眼鏡、コンタクトの方は眼科や眼鏡屋で、眼鏡、コンタクトが適しているかを確認。
病院で診察を受ける場合は、眼科に行く案件ですね。
3.はあまり検討する方は聞かないのですが、実はかなり効果的です。度数を調整して眼鏡のフレームを軽いものに変えたことで片頭痛まで軽減された方もいらっしゃいます。
〇顔面疲労
1.蒸しタオル
病院を診察を受ける場合は、整形外科が適当。
これを数日繰り返してもあまり軽減された感がない場合は、頚椎やらに歪みが発生して目や顔に血液を運ぶ機能が低下している可能性があります。
この場合は、主として『首』まわりの状態のチェックと調整が必要になることが多いですね。
専門家向け対応
チェックポイント
〇眼精疲労→後頭下筋群
〇顔面疲労→頚椎の形と角度
普通の鍼灸師的には、シンプルな眼精疲労の場合、後頭下筋群の周囲に、天柱、風池というまあ眼病系に使う有名穴がありますので、その辺で反応を見る形になりますね。
逆に顔面疲労の場合、頚椎の歪みからくる外頸動脈系の不具合や頚椎周囲の過緊張により、顔面部の筋肉に牽引(けんいん)ストレスがかかっている場合を考えて、前後左右の筋のテンションをみていきます。
整体師的には、どちらもDRT(ダブルハンドリコイルテクニック、上部頚椎調整)一択。
上部頚椎を最上位メジャー=からだの状態を整えるうえでの最重要箇所としているので、ここを調整すれば、あとはドミノ倒し的に連鎖して、自己調整が促されます。
あとは、眼精疲労の時にはカイロプラクティック系でいうInionの調整をかけるくらいですかね?
先日、同業?というか整体師を生業にしている方に、どちらが簡単?と聞かれたのでこちらも素直に答えておきますが、DRTのほうが手続きがシンプルですし、首の問題が解決されやすいので簡単ですかね?
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