花粉症の方の調整～2019年3月企画対象～

　おはようございます。

　千葉県習志野市　京成大久保駅近くの泰心堂はりきゅう院、同　徒手調整術研究部の代表　からだのエンジニア＆からだの専門家　鍼灸師＆整体師　藤井崇次（泰心堂）です。

　本日のお話はある花粉症のお客様。

　40代女性　鼻水と目のかゆみがひどく来院

指標

〇頭部　拡大状態

〇前屈くるぶしの上

〇手足挙上　重いだるい。L>R

〇DRT三大指標　A：R2、S：R1、C：R

　頭部拡大状態から、あたまの呼吸がうまくいっていないために、脳脊髄液循環不良、頭蓋内圧上昇、脳に対して継続的な圧迫ストレスが掛かり、脳機能低下ー自律神経系の機能低下が生じていると考えられる。

　典型的な蓄積疲労状態のサイン。

　前屈などから関節可動域制限、筋力がうまく使えない状態があると考えらえる。また背部を見てみると歪みが形成されており、左右対称性の崩れ、そして筋機能低下状態が確認される。

　またDRT三大指標により上部頸椎調整の必要性もうかがえる。

施術

１．カイロプラクティックのブロックを利用した脳脊髄液循環調整

〇基本3手順。

　デモンストレーションがてら1手順目約5秒後に頭部状態の再検査と関節可動域の再検査を行い、脳脊髄液循環の調整を促すことで体に変化が出ることを確認。そのまま２、3手順を実施。

２．背部揺動調整

〇背中を揺らすことで頸椎～脊柱→全身を整える上部頸椎カイロプラクティック技術

　施術後、DRT三大指標オールクリア。また関節可動域検査などを行い、動く範囲が広がり、かつ左右対称性が回復したことを確認、また手足の挙上検査、筋反射テストなどで速やかに力が入ることを確認。

３．クロージング。

　人の体の調子が乱れるときのサインとそういう体の状態についての話と次回の推奨施術間隔のお話をし、次回予約を取って終了。

二日後、連絡をいただき「昨日は目のかゆみが少なく、鼻水もいつもより楽でした。次回が楽しみです。」と好感触の感想をいただきました。