クラニアルテクニックで頭すっきり!
おはようございます!
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
6月に入りました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はというと6月、7月は私、泰心堂こと藤井にとって特別な時機でもあります。なので、6月、7月と還元企画をしようかなといろいろと悪だくみ中(笑)。
還元企画としてこんなことをやってみようということで
はい、こんな感じで、心と体、ついでに頭もすっきりしよう!的な企画を進行中。
こちらはいつもの企画と違って、人数限定企画ではありません。ええ、これは還元企画なので、基本的に+1の付加価値をというコンセプトです。
まあ、企画なんで、クラニアルテクニック=あたまの整体(徒手調整)※泰心堂の今回の定義。を付加することで、いつものからだが整い自律神経系が機能することで、蓄積疲労状態からの回復、自己治癒促進!→悩みや症状が軽くなってすっきりというパターンに加えて、頭を刺激することで頭もすっきりを追加してしまえ!というネタになります。
ええ、私よく言っていますが、「蓄積疲労状態ってあたまの環境も悪くなっているんですよ~」って。
ちょくちょく言っている、疲れていると頭がむくむ、デカ頭状態。さらにひどくなるとがちがちになって動きが一層悪くなり、逆に小さくなってしまうんですよってやつです。
これはですね。
頭蓋内(あたまのなか)で作られている脳脊髄液って体液の生産と循環の不良が起こるからです。
脳脊髄液(CSF)ってのは、一日の生産量が120ml~150ml、だいたい缶コーヒー一本分と考えてください。ロング缶じゃないですよ。で、血液から脳室内で作られ、頭蓋内を満たし、脳を保護、滋養し、脊柱管内をめぐり、からだのあちらこちらに再吸収されていく液体です。ものの本によっては”生命の泉”と呼ばれたりもしている重要な体液のひとつですね。
男性よりも女性の方がわかりやすいかもしれませんが、調子の悪い体ってのは、末梢でむくみやすいという特徴があり、これて要は体液循環不良ってやつが起こるわけです。理由はまあ、からだの補正的な歪みだったり、筋緊張による血管などの圧迫だったりといろいろあるのですが、ざっくりとうまく流れにくくなると思ってください。
そうなると、からだのあちらこちらは、「荷物(栄養)届かないんですけど、仕事しろっていうんですか!?」って状態になるわけです。まあ、最初は頑張れるんですけどね、徐々に効率悪くなって、怠くなって、さぼりたくなってくるわけですよ。これね、仕事もからだも 同じ。
で、どうなるかっていうと、運動性、反応性が低下します。まあ、余分な機能はカット、カットとって感じですかね。
そうですね、イメージ的にはこんな順番かな?
1.疲れてゆがむ
2.末梢からむくむ
3.運動機能低下→関節可動域や筋力に左右差
4.反応性低下→筋反射低下、認識力低下
5.重心軸のズレ
6.やる気低下→気力、活力、回復力、免疫力 など低下
7.内臓などもやる気低下→内臓の不調
まあ、多少のズレとか同時進行とかはありますが、こんな感じ。
通常の整体、徒手調整術ってどちらかというと、”からだ”からアプローチして、からだの変化→脳(自律神経系)機能低下状態の認識→最適化→自己解決って流れになるのですが、クラニアルの考え方はどちらかというと逆になります。
つまり、CSF循環促進による脳圧低下→脳(自律神経)機能低下状態を解除、認識力向上→からだの再認識→最適化による”からだの変化”→自己解決促進。
ちょっと流れが違います。
で、興味深いことですが、というよりも私が鍼灸オンリーではなく、徒手調整術の研究を始めたきっかけのひとつにもなっているのですが、
通常の鍼灸っていうのは、末梢(手足など頭から遠いところ)に刺激をして、中枢(脳・自律神経系)でそれを認識して、からだに命令を返す(反射的調整)という流れになります。
一方、一部の変わった鍼灸術では、頭皮に対して刺激を行うことで中枢でそれを認識して、からだに命令を返すという流れなのですが、頭皮の変化よりも実はからだの変化の方が大きいという特徴を持ちます。※頭皮鍼系、朱子、焦子、山本式(YMSA)そのほか。
さらに極一部の手指のみを使った鍼灸術でも手指に刺激をすることでからだの相応じる部位に変化が出やすいという特徴を示します。※高麗手指鍼術(瑞金療法協会)※2藤井は同会の過程修了者かつ”こまつ式高麗手指鍼術”を名乗ることを許されています。
で、ここでちょっと変わった反応が観察されました。
それは、頭皮鍼系では、頭皮状態の変化と体の変化、末梢の変化が起こるのにもかかわらず、末梢刺激である一般的な鍼術では、からだと刺激部位の変化は起こるが、必ずしも頭皮の変化は起こらないということ。
また、極めて効果が良いケースでは頭皮の変化が起こっているということ。
そしてその時は大概の患者が「あたまがすっきりとしました」、「もやもやが晴れました」、「目の前が明るくなりました」など頭や五感に絡めた感想を多く残すこと。
手指鍼の場合は”手”が神経線維の分布が多い部位であることもあり、ほとんどの場合、感覚の変化や頭のすっきり感が出やすい傾向があるのですが、出ない場合、正直あまり効果が出ていないケースであることが多かった。当然、そういう効果が出ないケースの場合、頭皮に対する変化もわずか。
プロとして仕事をはじめて数年、この問題に直面したことで徒手調整の研究を始めることになるのですが、まあ、正直、そこらにあふれている骨盤調整に関しては言いたいこといっぱいあるんですが、まあ、そういう商売もあるのでしょう。
で、学んだのは、カイロプラクティック、オステオパシー、エネルギー療法、整体術、活法術、導引術などまあ、いろいろ。採用しなかったけど、気功療術なんてのもありましたね。
ただ、多くの場合、頭の状態って変わらないんですよね。やり方が悪いのか、それとも創始者レベルじゃないと変わらないのか? でもあの先生の施術の後チェックしたけど変わっていなかったよなとかま、いろいろと学習、体験、実験、考察を繰り返したわけです。
じゃ、変わったと感じたのはどういう療法というと、
〇上部頸椎カイロプラクティック系:DRT
〇エネルギー療法系:自律神経整体、PNSJoint
〇クラニアルテクニック:長谷式、MB式、脳活性療法
〇カイロプラクティック系:四肢誘導調整法
2019年現在、鍼灸と組み合わせて使っていたり、ここの徒手調整術研究部の徒手調整の中身として採用している手技ですね。
少し小難しい話が続いたので、ここから結論へはざっくりとあっさりとで行きましょう。
要は、頭をすっきりさせると、からだの調整はうまく働きやすい。
逆に、頭がうまく働いていない、すっきりしていないと、鍼灸を含めた徒手調整術による変化量が体験的に少ない。つまり、うまく効果が出ないケースがあるってこと。
で、今回、泰心堂式は何故こんなに利くのか?、施術後頭がすっきりとするのは何故? とよく言われる質問に対する一つの回答である、頭の徒手調整=クラニアルテクニックを皆様に体験いただこうって企画を6月中やっていますので、興味のある方は是非、施術を受けに来てください。
まあ、ながながと言書いたところで言いたいことはこれだけなんですけどね。
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