時代はより短時間、より低刺激、より効果的へ、ついでにモルフォセラピーの話
おはようございます!
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
昨日ですが、こんな質問をいただいたのでさらっと答えておこうかと思います。
「先生は、整体師? それともカイロプラクター?」
これ実はちょっと難しい問題。私は間違いなく(米国公認)ドクターオブカイロプラクティックではありません。しかしながら、ドクターオブカイロプラクティックの所持者に国内で技術の伝授を受け身に着けているという意味ではカイロプラクターの端っこの方に入っています。
故に、整体、カイロ系技術の部分についてはカイロ系整体師とでも名乗っておくのが適当かと。
まあ、国家資格的には医療専門士でありはり師、きゅう師でもあります。
共通した特徴はというと、からだと健康の専門家の一人であるということ。
そういう意味では、サニー久永先生(北京オリンピックなどで体操日本代表の公認トレーナー、株式会社オアシスグループ代表)からいただいたからだのエンジニアというブランディングネームは的を得ていたんだなと今さらながら思います。
さて、タイトルのお話をしたいと思います。
『時代はより短時間、より低刺激、より効果的へ』
徒手療法業界のここ数年のトレンドとしてやっと短時間、低刺激調整の時代へと移行してきたかなという感じ。
それ以前は、「長時間」、「より強刺激(痛いような気持ちの良いような刺激がなければだめ)」、「効果でなくとも長時間頑張りましたで許される」時代でした。
しかしながら、それでは良くならないということがはっきりと提示されるようになり、私を含めた顧客に「神!」、「神の手!」とか自然と呼ばれる最前線の施術者たちがこぞって、短時間×低刺激×効果が見える施術を提案し、選ばれてきました。
この流れは今後も続くと思います。
私 藤井こと泰心堂でも、施術所設立当時からのプロジェクトとして、『より負担が少なく、より効果的で、確率論的に再現性が高い合理的な施術方法の研究と実践』という目標がありまして、毎度毎度、経営的に苦しい時も情報収集と研鑽のために資金を確保してこの活動を続けてきました。
その成果が、からだの基準=Zero-Positionにからだを戻す(Reset)ことで、からだの仕組みと機能により無理なく自己回復していくからだを作っていく徒手調整術 泰心堂式の開発と提案、そして実践という現在の活動につながっています。
おかげさまでいつしか10年を超え、今年、14年目に突入しました。
そんな情報収集と研究活動の中からZERO-Resetの構成要素について先日から少しずつお話させていただいています。今後も少し突っ込んだ話をしつつ、集客と顧客化、そしてお互いWin-Winのお得な関係構築のために情報提供を続けたいと思います。
とお題目的なお話をしたうえで、今日のお話は業界でも注目が集まっているあの施術法についてお話しておきたいと思います。
この施術法の開発者はもともと建築美術関係の人。
「わずか数十秒、特定の方向に”撫でるだけで”痛み、病気、疲労、老化、難病・・・癌すら改善させた世界初の治療法」
※一部表現を変えさせていただいております。
※癌(悪性腫瘍)につきましては、結果を保証するものではなく、そういう結果が出た事例があるものという表現として、”させる”→”させた”と表現を変更させていただきました。
〇医学会でも論文(2017年 第21回日本統合医療学会、第22回同会)が発表され、医師からも評価されている施術方法
〇日本を代表する経済界の大物が”地球益”と絶賛
〇国指定難病の痛みが1回で激減して某大学病院で話題を呼ぶ
など極めて注目度が高い施術方法です。
そう、泰心堂のブログでも何度となく名前を出したあの施術方法 モルフォセラピーです。
ブログ記事の方を引っ張ってこようと思ったんですが、ちょっと検索がしにくい状態になっているようで、……そのうち改善します。
モルフォセラピーの特徴は
〇骨格構造から見る体の捻じれが症状を引き起こしていると考え、捻じれを戻す方向にそっと”撫でる”ことで、捻じれを戻し、骨格の捻じれやそれに付随する神経伝達機能低下による症状を改善する。
〇血液循環が良くなるので時間が経つほどに体温が上昇
〇筋肉・骨・内臓が正しい位置に自ずと入るのでからだの使い方が変わる。
〇神経の状態がよくなりからだの仕組みごと最適な状態へと復元される。
結果、あらゆる痛み、病気を根治できる。
適応症は”ほぼすべて”
筋骨格系:腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症の痛み、膝痛、肩こり、四肢の痛み
難治系:がん、不妊症、パーキンソン、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性湿疹
内臓系:便秘、消化不良、膀胱炎、頻尿、胃痛、過敏性腸症候群
自律神経系:自律神経失調症など自律神経系の不調による諸症状、痺れ、不眠、頭痛
婦人科系:子宮内膜症、PMS、PMDD、生理不順、生理痛
不定愁訴:めまい、頭痛、耳鳴り、慢性疲労
その他:慢性疲労症候群、線維筋痛症
などの症例あり。※モルフォセラピー協会による。
泰心堂の場合は、めまい、頭痛、自律神経系の不調による諸症状が一応専門(取り扱いが多い)のでこのあたりの症例をいくつか持っています。
実際、施術サービスとして提供する前にセルフケアネタとして私自身で実験し、その後、一部の顧客に「試してみませんか」と提案して実践しているというのが今の状態。
私自身の例は、某外部治療院での施術による腰痛が数回、朝起床後すぐの自己チェックにおける腕の挙上制限などで実験。
腰痛:この業界に入る前は常時激痛の腰痛患者。むしろ痛みがない日が変?レベル。腰椎椎間板ヘルニアなどはなく、腰椎5番当たりのすべり症の可能性があると整形外科で示唆。その後、この業界に入り、鍼灸学校在学中に自ら施術方法考案し、ほぼ完治。
以来10年以上再発なしの状態から、外部で施術するようになり再発。理由はベッドの高さが合わないことによる不良姿勢を数十分継続しなくてはならないことによる。
※私のサロンでは基本あり得ない。何せ、施術時間は短時間なので不良姿勢を数十分も続けることはない。
※外部施術についてはそこの責任者の考え方による時間配分のため。自身と患者のための最適化はスタッフ間のバランスの問題で不可能。※標準60分を15分で結果を出して終わらせるといろいろと問題が生じる。
肩の挙上制限:四十肩、五十肩など肩関節周囲炎の症状ではなく、疲労→補正的歪み→蓄積疲労による歪みの固定→運動制限(左右差増大)の過程で出る運動制限のひとつ。痛みはなくただ、上がらないだけで、主に右腕の制限として出る、左右差は大きい時で15度ほど。
処方:モルフォセラピーの腹部、背部、テーピング。
結果:調整は3分未満。腰は15分後くらいから顕著に動作改善と痛み低減。1時間後にはほぼフルスペックで動ける状態まで回復。肩は調整終了後即可動域回復。※そもそも過剰炎症や石灰化などはないから。
モルフォセラピー学習後十数回試しているが、ほぼほぼ腹部&背部のモルフォスライドのみで対応できる。
顧客の例
20代 女性 事務職 めまい発作と偏頭痛。
もともとうちの顧客でDRTとクラニアルで対応していて、吐き気がする、会社を休まないといけないほどの症状は3か月合計6~7回の継続施術で解消済み。ただ、季節の変わり目や仕事が立て込んで睡眠不足を感じ始めると、偏頭痛あるいはめまい様症状が一時的に再発する。
当日は、前日の発作的なめまいから続く気持ち悪さと頭痛、吐き気を訴えて来院。めまい自体はおさまっていたが、なんとなく気持ち悪い感じが続いていること、吐き気があること、最近不眠気味というか睡眠時間が不規則で朝起きて疲れが取れていない感じなのでということで来院。
事前チェックにおいて、胸椎3番以下の捻じれがはっきりと触れるほどにあったので、顧客には悪いが、これ幸いとモルフォセラピーを提案。だめだったらいつもので取るからと了承を得て、モルフォスライドを実施。(脊柱部分のみ)
施術後、すぐに吐き気、不快気分が取れたので、あとはクラニアルテクニックで脳脊髄液の流れを整えて終了。
翌日、昼にメールをいただいて、朝すっきり起きれたこと、頭痛、不快感、吐き気がないことを確認。
とまあ、ほかにもいくつか。
今回はこれを夏バージョンの疲労回復整体に盛り込んで皆さんの夏バテ、夏負け対策と蓄積疲労対策として活用していただこうと、画策中。
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