魔法の手? いいえ、純然たる技術です。

 ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 最近色々と異名が増えています。この間は”神”で、つい先日は”魔法の手”。

・・・・・・シンプルな技術をしっかりと使っているだけなんですけどね。


 正直、施術がうまくなりたい、結果を出したいというのであれば、考えるべきはそもそもなんでそうなっているの!?って話。


 また、耳の痛い話にはなるかと思いますが、あなたがそういう症状で苦しんでいるのは、間違いなく、あなたのせいです。


 よく、「あなたが悪いんじゃない、ちゃんと良くなる」的なよくわからない会話をされる施術者が多いのですが、どっからどう考えても”あなたのせい”なんですよ。

 姿勢が悪いから・・・・・・悪い姿勢を取っているあなたが悪い

 血流が悪くて~・・・・・・血行不良な生活習慣をしているあなたが悪い。

 いつもいつも痛くて~・・・・・・そこまで放っておいたあなたが悪い。

※痛みそのものは本来悪いものではないが、痛みに注視し過ぎて痛みが悪者になっていることもよくある話。しかしながら中学、高校の保健体育、生物学の範囲でそれは否定されている。


 ええ、私たち施術者が悪いのではなくて、患者であるあなたが悪いのです。


 よくなりたければ、

1.良い状態を定義する。

→多くの”患者”は悪いことばかりに注目して、どういう状態が良いのかは無視している。そのため、どうなればよくなるかについてはほとんど考えていない。

2.現状と比較する。

→なぜ、悪くなっているのかをはっきりさせる。不良姿勢、筋力不足、疲労からくるからだの歪み、注意力不足による転倒、薬物の副作用など

3.具体的な目標を立てる。

→良い状態とは?、そこに至るための障害は何か?、クリアすべきことはどういもので、どういう順番でクリアされるべきか。

4.問題を明らかにする。

→それはどうしてか? からだの仕組みと機能に基づいて考える。ひとのからだはもともと死ぬまで、できるだけ良い状態を維持しようとする機能を持っている(自然治癒力と呼ばれるもの)。それにもかかわらず、現状はどうして生じたのか?

5.からだの仕組みに則って、からだの機能を利用してよくなる方法論を具体化する。

→からだの治癒、維持を邪魔している障害(原因)を一つずつ解消していく方法を具体化する。

6.一つずつクリアする。


これができれば、基本的に私たち施術者など要りません。

まあ、事実として、ここ10年ほど市場調査やら流行分析やらの兼ね合いでいくつかの治療院?に顔出していますが、自身の体調、状態についてほかの施術者の手を借りることはほぼほぼありません。


ええ、先の段階で自分の状態を分析して、自己解決する手段を持っているからです。

ぶっちゃけ話、ぎっくり腰様の痛みが出た時ですら、自分でさっさと調整して普通に仕事していますしね。

ち・な・みにですが、そういう場合、自身に対して、鍼灸また通電治療器を使くことは極めて稀です。まあ、新技法の開発やら新製品のチェック目的でこれ幸いとつかうことはありますが、ささっと現場復帰したいのであれば、そんなのは使いません。


基本は、

1.頭蓋骨調整(クラニアルテクニック)

2.上部頸椎調整(坐位でのDRTや私の作った瞬間調整術

3.体軸(脊柱)調整

もしくは緩消法セルフケアによる筋性防御の解消→血流増加→治癒促進らせんそう流整法を利用した血流促進による自己回復促進を試してみて、あとは微調整ってところですね。


何故ならば、人の自己治癒(能力)は、自律神経系がしっかり動いていることが前提条件だからです。

からだの状態を認識する機能を阻害する”歪み”をとることで神経伝達機能を回復、からだの状態のしかりとした認識→必要に応じて治癒反応促進というからだの仕組みを動かすことが調整の目的であり、そこに関わるのが自律神経系だからです。


自律神経系を活性化し、体液循環不良を解消すれば、大概の症状は自己解決します。

つまり、東洋医学においては、気血水が過不足なく回っている状態であり、蔵府経絡の虚実の均衡と循環とが整っている状態に該当します。


この状態は、蓄積疲労状態が解消されている状態でもあるので、からだは歪みを作る必要はなく、左右差も少なく、重心も安定している状態です。つまり、疲れにくい状態。


そういう状態にからだをもっていくにはどうしたらよいのか?

そのための術(すべ)が技だったり、術式(論理式)なわけです。

一部、動物的な勘というか天才型とでもいうべき人は、何も基準がないところからそれを見出すことができるかもしれませんが、そうでないのであればある程度の”型に嵌める”ということをすべきです。


すなわち、何らかの理論、技術体系に依り、一つの方法論として身に着けるということです。

それに従って目標設定と現状認識をスタートとして、論理式に基づいて対応していくと、その論理式がおかしなものでない限り、からだの力を損なわずに快方へ向かうはず。


そういう前提に立って、技術を提供してはじめてみえる世界観ってのもあります。


と、こんかいはここまで。

泰心堂 徒手調整術研究部|習志野市大久保|自律神経整体

千葉県習志野市大久保、京成大久保駅近くのめまい、頭痛など自律神経系の不調による症状に強い鍼灸整体院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

0コメント

  • 1000 / 1000