習志野市は大雨
おはようございます。
本日は2019年10月12日。台風が近づいている影響で、風が強く、雨が降っています。
改めまして、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次です。
朝からお休みな商店が多い中、うちは朝から営業中です。昼までには予約分が終了しますので、掃除して早期撤退ってところですね。
さて、大気の状態が不安定な時は、からだもまた影響を受けやすい。
朝から、「頭痛とめまい感が今日は強いです。」とか、「天気が悪いせいか、腰が重くて、しゃがむと激痛が」なんてお客様が2~3日前から増えています。
こういう時はどうするか?
ええと、ここは徒手調整術研究部の方なので、整体、カイロ系の手技でどうするかってお話をしておきましょう。
こういう時は、やはり疲労が蓄積しやすく、疲れにより、からだを支えるために捻じれや歪みが生じやすい状態になります。
モルフォセラピー(形態学的身体調整術)における、フォルムが崩れるという状態が起きやすくなります。
これ自体は、皆様だけの話ではなく、私も同じ。
それはどこで確認されるかというと、
1.からだが捻じれて、歪むわけですから、筋・関節運動に影響が出ます。
2.手足や背中が捻じれ、歪んでいるわけですから、体液循環に影響が出やすくなります。
ということで、
〇手足の可動域:手足の上げ下げの角度、手足の捻りの動く範囲
〇体液の滞留:手足のむくみ、頭の大きさ
ええと頭の大きさ(頭部拡大傾向)についてはちょっと注意が必要なので、宮野ヒーリングラボ代表 宮野博隆先生の著書をご覧ください。
さて、じゃ、生態系もとい整体系手技でどうするか?
ずばり、(できるだけ末端に近い)動きの硬い関節を探して、そこの動きを改善する。
……って、それで良いの? とか言われそうですね。
実は、私の施術には、指節関節の動きのチェックという検査項目があります。これは、蓄積疲労状態にある人は、指先の動きまで鈍くなっている傾向があるからです。
逆にいうと、指先の動きが悪い人は蓄積疲労状態に陥っている可能性があるということです。
蓄積疲労状態の解消は、
1.神経系・自律神経系の機能低下の解除
2.筋・関節の位置関係の適正化
3.体液循環の良好化
+
食事
+
睡眠(休養)
が大事になります。
このうち僕らが直接かかわるのは実は、筋・関節の位置関係の適正化というこれだけなんです。
しかも基本的には入力行為(現状認識と刺激の入力)であって、出力行為(現状変化、反射的調整)はからだ次第の部分があります。
その結果として、筋・関節の動きが改善し、改善したことをもって血流などが回復傾向に向かったと類推し、その背後にある自律神経系の機能低下に対して影響が及ぼされたとみなしているだけです。
ま、これはこれで凄い技術なんですけどね。
なので、浮腫んでんな、体調わりいなと思ったら、関節の動きがわるくなっていないかを確認して、その動きの快/不快、あるいは良/不良、無/痛を判別し、快、良、無の方向への刺激を送ることで反射調整を掛け、結果、関節の動きが良くなると連鎖的その影響が派生し、からだが調整され、楽になっていくという仕組みを利用しようというわけですね。
ただ、指って結構難しかったり、力を掛け過ぎると……ねえ?
なので、割と手首の動きをチェックして、手首の周りのストレッチを掛けたり、足首の動きをチェックして、足首回しして動きの改善をはかったりするのが良いのかなと思います。
ちなみに現場では、圧縮/離開、短縮/伸長、屈曲/伸展、回旋などの刺激を組み合わせて収まりの良い位置関係に自ずと収まっていくように仕向けるという手技を使います。
良い位置関係については、まあいつも言っているあのポジションが基準になっています。
さて、スマートフォンに警報も飛んできたことですし、早めの仕事終わりにしてあとは嵐が過ぎるのを待とうと思います。
では。
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