Re:Chargeネタその2:メニエールと診断されためまいが!?
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
今朝も気温が下がっていたようで、くっしゃみとともに目が覚めました。そろそろ寒さ対策もしないといけませんね。サロンの方では赤外線ヒーターの試運転を先日行っておきました。とりあえず、動作に問題ないようなので今年も無事使えそうです。
さて、Re:Chargeネタその2:メニエールと診断されためまいが!?と引きでタイトルをつけてみました。
はい、少し落ち着きましょう。
やはり30代女性の例になるのですが、Re:Charge自体が美顔術の類なので、やはりこの年代がメインのターゲットになるからでしょうか? 今回は20代後半から40代前半のお客様に来院いただきその中でもちょうど中間あたりなので今回の例の方もそういう年代になりました。
この方、診断名としてメニエールと診断されていたそうで、現在(来院時点)も投薬治療を継続中とのことでした。
泰心堂では”予診表”という名の事前ヒアリングシートを施術前に記入していただいていますが、そこにめまい、メニエールと書いていたのでキャンペーンの対象ではなかったものの体のサイン(徴候)を施術前にささっとチェック。
検査としては動体療法のDTテストパターンとクラニアル7、FSS式のキネシオロジーのテスト。施術メニューがRe:Chargeだったので、めまい関連については軽く話題をふるにとどめて、STARTRAIN→Re:Charge→再度STARTRAINという流れで手足末端→首・顔周り・頭蓋→手足末端という形で刺激をしまとめました。見た目小顔効果については写真公開の許可がなかなか取れない上に、最近B/Fが厳しくなったので劇的すぎるのは、避けたほうが良いようなので申し訳ないですが、写真公開はなしで。
で、施術後、三日目にお電話いただきました。
クライアント(以下C)「先生、何したんですか?」
私「どうしました?」
C「めまいがないんです」
私「それがどうかしましたか?」
C「めまいが全くしないんです。この三日間。毎日のように視界が歪むタイミングがあったのに全然ないんです」
私「まあ、頭のむくみが取れ、自律神経系の機能低下が解消されると、いろんなところに影響が出ますからね。今回はめまい関連に影響が出たのでしょうね」
はい、こんな会話が電話口で交わされました。
ええ、よかったですね。めまい感が取れて。
まあ、よくある話です。必要のない症状は出す必要ありませんからね。
もっともこんなにすっぱりと取れるケースは久しぶりですね。しかも今回別件で来たわけですからレアケース?ですね。
いくつか補足すると
1.めまいが取れましたという報告はわりといただきます。
ええ、めまい、頭痛系専門的な書き方しているくらいですから。まあ、もっとも私の専門は人の体であって、めまい・頭痛系など狭い範囲ではないのですけどね。わかりやすく表示すると「めまい、頭痛で悩んでいる人が来院するところですよ」にプラスアルファでインパクト上乗せって感じですかね。
ただ、めまい・頭痛だけを取る手技があるわけではなくて、身体を基準(解剖学的姿位、機能的姿位、Zero Position)に近づけていくと、体の中のギャップ(歪み、ズレ)に気づきやすくなり、結果的に体が自身の不具合を認識→修復・調整を試みるという体の仕組みが働き、治癒に至るというのがうちの、泰心堂の施術の目指すゴールですね。
からだに備わった仕組みを利用する方法なので無理やり矯正しませんし、不必要なダメージも与えることはありません。どちらかというとやりすぎ注意のために、あえて施術時間を短くしているくらいですからね。
2.あたまのむくみ
これ、詳しくはパーフェクトクラニオロジー協会の代表 宮野博隆先生(宮野ヒーリングラボ代表)の著書などをご覧いただければと思います。
ここではざっくりと概要だけ。頭の構造的に脳は脳脊髄液に包まれて浮かんでいます。で、この脳脊髄液は頭の脳室・脈絡叢などで産生され、脳を保護・滋養し、脊柱管を通り、体(筋肉・組織)に再吸収されます。血液由来のこの液体は体にとって非常に重要な体系の一つで、カイロプラクティックなどでは生命の泉と呼ばれたりします。
で、身体が歪むと脊柱管などにストレスがかかりますので、脳脊髄液の流れが悪くなります。流れが悪いと、頭の中で滞留し(つまり)ます。そうなると頭内部の脳脊髄液による圧が高まり、脳を圧迫しつつ頭蓋を外に押し広げます。結果、頭が大きい状態になります。この状態を頭が浮腫(むく)んでいると表現しています。
ちなみに見た目、頭が大きい状態とも関係ありますので、Re:Chargeでは特に歪みの起点になりやすい首周りの調整を入れ、脳脊髄液循環を促進する要素が含まれています。
補足はこんなところでよいかな?
なお、このクライアントの女性は、つい先日、別件で再来されましたが、3週間経過後もめまいは再発していないそうです。
出張先なので今回はこのへんで。
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