あたまにこだわった調整メニュー
どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。本日は、ちょっと寝苦しいというか、目が冴えてしまいまして、じゃ、ちょいとネタ振りしておこうかとエキテンのメニューに期間限定メニューをアップしておきました。
あたま(頭蓋)にこだわった調整
価格12,000円(税込み)←エキテンでは非課税表記になっていますが、一応総額表示してあります。
←初回は検査料+3000円かかります。
顧客からのオーダーを受けて、期間限定でメニュー化。←秋口までの予定。
調整の基準は、骨盤でも首でも、経絡でもなく、『あたま』。
あまり見かけない、『あたま』にフォーカスした調整で、様々なからだの不調の自己回復を促します。
人体を制御している『あたま』に着目し、あたまの機能低下状態(むくみ、歪み)にアプローチすることで、崩れたからだのバランスを自ら戻せるモードへと変化を促し、蓄積疲労状態からの回復を目指します。
本施術の施術部位はそのほとんどが『あたま』への接触あるいは触圧刺激という珍しい調整法になります。
調整時間は、状態にもよりますがからだに負担を掛け過ぎないように10分~20分程度。
初回は、状態確認や『あたま』を調整することによっておこるからだの変化についてのデモンストレーションなどを含めて45分ほど時間をいただいております。
初回:検査料+施術料 3000円+12000円→15000円 税込み
二回目以降:施術料 12000円/回 税込み
おススメする方:ストレス、蓄積疲労などからだの不調をすっきりとさせたい方。無理のない自然な体の力によるからだの不調かの回復を目指したい方。からだのパフォーマンスをアップさせたい方など
おススメしない方:とにかく力任せに傷めつけてもらわないと施術を受けた気にならない方
とこんな感じで表記し足ります。エキテンサイドの審査基準に引っ掛からなければこのような形で掲載されると思います。
ほとんど『あたま』しか触らずに、しかも10~20分程度の施術時間で、12000円/回(税込み)って高くないですか!?とか指摘が来そうですが、これにはちゃんと理由があります。
1.最上位の調整点への調整:技術的な難易度が非常に高い。
今回提供するものは、カイロプラクティック系のクラニアルテクニック、オステオパシー系の蝶形骨調整、MB式整体頭蓋調整、浅田式整体久遠、動体療法の神癒アルファおよびNGIテクニック、CSFプラクティス(ソフトブロック調整)、某氏のあたまの調整(正式名称は商標登録されているので割愛)などの影響や鍼灸の頭皮鍼などのエッセンスなどを取り入れ、現場で使っている、いわば、奥の手です。
2.(徒手検査法としての)キネシオロジーを用いて、頭蓋に調整点を集約
検査法としてのキネシオロジーを用いて、メジャー(原因)-マイナー(現象)て筋関節の不調はもちろん、内臓系、経絡系の不調なども頭蓋の部位との関連性を意識づけることで、頭蓋調整→全身への影響波及を狙います。
3.生理学に基づいた治癒促進を狙う技法
現状認識→調整→変化(治癒or最適化)→適応(安定)。
ひとのからだは(内部機能的に)こういう流れを繰り返して維持されています。
さらに日常的な繰り返し動作や疲労の蓄積の仕方により、癖(=最適化)を作り、日常に最適化されていきます。つまり多少の左右差は生活してればあります。ただ、ある程度の範囲で歪み、戻しを繰り返し、その範囲で安定して健康という状態を維持しています。
ただ、日々の回復力を疲労の程度が上回ると疲労が蓄積し、そのままの生活をすると不調が当たり前の状態やもっと深刻な蓄積疲労状態へと入っていき、様々な不調を表面化し始めます。いわゆる病気やケガ、不調の状態ですね。
さらに悪いなりにからだが安定(=慢性状態)してしまうと、現状認識にもズレが生じ、歪んだ状態=いつも通り、血行不良=これくらいだといつも通り、痛み=まああるよね、みたいな形で、元の状態を忘れてしまいます。
私たちのような施術家は「その状態って本当に良い状態なの?こっちの方が楽じゃないの?」と筋や関節、身体バランスなどを調整することで体に伺いを立て、気づかせる=再認識させることをその生業としているわけですね。
骨盤やら手足の関節やらはからだの機能から考えると末端の方です。もちろん影響はありますが、もっともその制御中枢である脳に近い部分で調整することに意味があると先達たちは考え、頭蓋調整という考え方が生まれました。
今回の『あたまにこだわった調整』はこの頭蓋調整を主とするメニューです。
正直、このレベル提供できる施術家って何%くらいいるんでしょうか?
そういうレベルですね。
対応症状としては、実はものすごく広く、からだが自ら解決可能な状態のほぼすべてが対象となります。何故ならば、からだが対処すべきと判断した状態から体の機能を用いて調整、最適化がされていくという仕組みがからだに備わっているからです。
※実は、鍼灸においてもこの仕組みを利用しています。なので既存の鍼灸理論のように経絡-経穴に効果があるわけではありませんし、五行論なども基本的に説明・説得のためのある意味で自慢話集に過ぎません。あくまでもからだの機能として認識→変化→最適化を繰り返しているだけです。
とはいえ、今回の『あたまにこだわった調整』はメニューとしてかなり極端なメニューになります。あまりにもエッジ(ここでは特徴)が際立ちすぎて、過去にお蔵入りさせた経緯があります。また、その体感についても個人差が大きく、本人の自覚症状なしに大幅なパフォーマンス改善する人もいれば、極端な状態を繰り返し、落ち着いたらすっきり回復していた人もいらっしゃいます。
三例ほど上げると
1.本人の自覚なしパターン
脊柱管狭窄症(診断名) 60代 男性。連続して30分も歩けない。散歩中に何回も休憩しないと足が動かなくなる。朝からずっと腰が痛い。普段歩行も足を引きずって歩く感じ。
↓(3回施術後)
高尾山にハイキング。尾瀬に散策。腰が痛い。「ちっともよくならない。本当に効果あるの?」
……ええと、すたすた歩いておいて何言っているんでしょう?そんだけ動いていたら不調の一つや二つ出るでしょう!
2.極端な反応のパターン。
30代女性 原因不明のめまい吐き気で立ち上がるのもきつい状態で来院。初回来院時は家族の方が肩を貸して連れ来ました。
↓(1回施術後、2回目の施術時。この間、半年)
「施術直後から3週間、あの苦しかった症状は何だったんだろうと思うほど調子が良かったです。でも、そのあとまた絶不調。絶え間なく吐き気が襲ってくるは、力が入らなくて起き上がれないは2週間続きました。それで、逆に、調子が良くなった後の調子の悪さが怖くなって施受けに来れなかったんです」
↓(3回目施術時、2回目から7か月後、一人で来院)
「なんていうか天国と地獄?調子が良くなったあとの調子が悪くなるというか崩れるのが本当に怖くて、施術受けた後に調子が良くなるのはわかっているのだけど、効果が切れたかのようにどん底まで落ちる感覚が怖い」
↓(4回目施術時、3回目から3か月後、なんと職場復帰後1週間)
「先生、聞いて、あれからちょっとふらつくことはあるけど、どん底まで落ちる感覚がなくなったの。本当に全然なくて、あれ?まだ来ない。うそ?まだ来ないとカレンダー見ながらいつ来るんだろうと心配していたんですけど、まだあの感覚戻っていないんです。もしかしたら治ったのかもって。~中略~実は職場にも復帰したんですよ」
※この方は結局4回で卒業。もともとお母様の方がうちの顧客だったので様子はうかがっていますが、今のところ再発はないようですね。
3.スポーツ選手のイップス
イップスというのは長期離脱などをせざるを得ない負傷後などに発生する主として心因性の動作障害のこと。怪我した状態と同様の動作をするときに、いつも通りに動いているつもりなのにうまく体が動かずに、失敗を繰り返すもの。
高校野球の投手。軟式から公式への変化。連投による肩、肘の障害からの復帰後に生じたイップス。練習試合などでマウンドに立つと途端、ストライクが入らないどころか、キャッチャーまで届かない。
施術のポイントは、
〇イップスが起こっている現状の正確なイメージ
〇怪我したことでそうなったという確認
〇怪我が治ったことの再確認
〇イメージの書き換え
〇成功イメージの確立
これらを手技をしながら質問し、会話誘導。ある意味催眠療法。
↓(1回施術後)
練習試合でいきなり完投。秋季大会からレギュラー入り。
※凄いのは選手であって私ではない。
ほんとうに我がことながら極端な例ばかり。
こういう方々は、”ふつうの施術”を受けてもあまり変わらなかったことで来院されたので、迷わず”じゃない施術”で対応したわけですが、最初から”普通じゃない施術”をメニューとして提示したときに選ぶ人がどれくらいいるのかな?という実験的な意味合いを込めて、今回、メニューに挙げてみました。
もう一度繰り返しておきますが、この施術はある意味で奥の手です。
普段の施術 Zero-Resetの中にも頭蓋の調整は入れてありますが、もっとマニアックに調整を入れるのがこの施術。
自律神経系の不調、難治性症状、身体のパフォーマンスアップなどより高度な調整を必要とする方は是非この機会に体験ください。
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