頭痛とクラニアルテクニック
おはようございます!
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
本日は日曜日ということで、午前はここ習志野市大久保の私のサロン 泰心堂はりきゅう院&泰心堂 徒手調整術研究部での活動。午後は船橋某所にてスポーツジムのテナントでの施術活動になります。ぶっちゃけ話、後者はお金にはなりません。自分のところで軽症者ってほとんどみることがないので、世間一般的な治療院?の状態を知る目的などでそちらでお世話になっておりますが、”泰心堂”としての施術も限定的にしか提供できませんので、泰心堂の施術をご希望の方、どこに行ってもいまいちだった方、根本療法(体質改善を目的とした)をご希望の方は私の鍼灸院、徒手調整術研究部の方へご依頼ください。
うん? どれくらいお金にならないかって? ぶっちゃけるとそこの1日分の労働報酬がうち1回分の施術報酬を下回ります。※経費など込みなので一概にはどうとも言えないんですけどね。
さて、うちの施術は、その辺の自称治療院と比べると、提示価格は高いと思います。まあ、高いのは高いなりの理由と住み分けという裏話があったりするからなんですが、高くするには品質にこだわり、その品質がいいものであると伝え、その品質が欲しいと言わせ、その品質が値段以上で得したと思っていただく必要性があります。
なので、うちで当たり前に「あなたにとって私の施術が世界で一番です」と言い切ります。
言い切るからにはきっちりと結果を出さなければなりません。
そしてそれはたまたまではなくて、理論(論理式)と結果が一致するからこそ当然に出る結果であり、故に、その先の症状に悩まなくてよい生活へと変わっていく期待が持てるものであるべきです。
この辺りはお世話になっているDRT協会の上原宏先生や日本自律神経整体協会の岩城憲治先生、松井ボディバランス研究所の松井真一郎先生、ゴッドハンド養成塾塾長の篠崎真樹先生らも何度も繰り返し繰り返しお話していることですね。
そのためには根拠、合理性と利便性のバランスをうまくとった施術であるべきです。
泰心堂は本業である鍼灸術、そしてクラニアルテクニック(頭蓋調整)、上部頸椎カイロプラクティックなどの技術をキネシオロジーを用いた検査法でつなぐことで、一貫して、からだの状態に対して、無理なく自律的調整が促されるように施術を設計しています。
キネシオロジーはもしかしてあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、主としてカイロプラクティック系の施術者が東洋医学を学んで、からだの反応とからだの状態とを探る手法として開発した道具を使わない検査方式で世界的に広く使われている検査技術です。
たとえば、o-ringテストなどもその一つですし、鍼灸系だと入江式FTなどもそう。そしてほとんどの鍼灸師が考えもしていませんが、”脈診”もまた実はキネシオロジーの論理で説明がつきます。
キネシオロジーの良いところは、セッティングさえできれば、どの部位を使って検査をしても良いですし、どういう姿勢で行っても検査結果を得ることができること。
つまり、立っていてもできるし、座っていても、あお向け、うつぶせ、側臥位でもOK。わかりやすい目印を利用すればよくわざわざ難しいニュアンスを理解しようとする必要もなし。検査自体も慣れてしまえば、ぱぱっとできるので圧倒的な速さでからだの状態を窺い知ることができます。
小難しい理論などは膨大にあるのですが、さらっと流して、外側から体の内側を窺い知る技術と思ってください。
さて、では今回の症例のお話をしましょう。
〇40代女性 事務職 PC作業多し
〇重怠い頭痛、頭が働かない感じ、足のむくみ
ざっくりとした情報はこのあたりであまり書きすぎると個人情報の保護の観点から望ましくありませんので。
施術上のチェック
〇蓄積疲労状態の確認
→頭部拡大あり:指2本(二横指)ってところ
→頭部歪みあり:頭蓋骨圧縮テスト→RPI
→フェイシアテンションテスト
→脊柱モーションパルペーション:右方向からの可動性低下
→両脚挙上テスト:50度付近で引っ掛かり
→肩関節可動域テスト:右引っ掛かりあり
→筋力テスト:大腿二頭筋 右弱化傾向、大腰筋 左弱化傾向、大胸筋 右弱化傾向
〇FSS(Full Scan Systemによる的状態把握)
→エネルギー低下:CSF(脳脊髄液)、肝、副腎髄質
→振動低下:C1、C6、Th10、L4、S2(R)
施術方針:今回はフルオーダー(鍼灸あり)。
手続き
0.いつものチェック※既出
1.DRT三大徴候チェック→DRT
2.FSSによるチェック後、TL(Therapy Localizationを利用して施術ポイントを集約)
今回の刺鍼ポイント:右天柱
3.クラニアルテクニック(あたまの整体):だいたい2分程度
4.FSS再度チェック、いつものチェックの引っ掛かった部分の再チェック
5.自覚症状の変化の確認→問題なし。終了。
次回は2週間後の予定。
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