ダイエットと筋トレ

 ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。緊急事態宣言が解除されてしばらく、東京を中心にまたなにやら怪しげな気配が。

 今しばらく、おとなしくしている方が良いのでしょうかね?


 さて、本日のお話は。ダイエットと筋トレ。

 きっかけは顧客との会話ですね。


 皆さんダイエットと聞くと、運動と食事制限、キツイ、時間が取られる、なかなか続かないというイメージですね。


 さらに詳しく聞くと、大概、ジョギングやらウォーキングやらを想定していて、ジムに通っている人などはマシンウエイトトレーニングなどが追加される程度で、やり方とかなぜそれを行うかが不明瞭な人だらけ。


 で、体重が落ちれば成功と思っている人が非常に多い。


 まあ、だから極端な食事制限に走ったり、途中で意識朦朧状態になっていたり、はたまた怪我して途中リタイアだったりが多いのです。


 それは一連のトレーニング計画の設計段階に問題があります。


 まず行うべきトレーニングは、有酸素運動(ジョギング、ウォーキングなど)ではありません。いわゆる筋トレです。


 その中でも、関節負荷の低い=(最大限の)曲げ伸ばしが少ないレジスタンス(抵抗負荷)トレーニングーアイソメトリック(等尺性収縮)トレーニングです。私と同年代からちょっと上の世代は少年誌などの広告でたぶんアレ見たと思いますが、あの器具でのトレーニングもそう、あのブルワーカー。理には適っているのですが、なんであんな道具になったんでしょうかね?

 ま、それはそれとして、 最近だと自重トレーニングみたいな謎の言葉が使われています。普通の腕立て伏せ(アイソトニックトレーニング、等張性収縮)も自重トレーニングなんですけどね。


 なんで、アイソメトリックトレーニング推奨かというと、関節負荷が少ないこと、持続的負荷によりオールアウト(=もう一回ができない)までが早いことスペースを取らないことなどがあげられます。


 関節負荷が高い運動をいきなり始めると、膝や肘、腰などの負担がかかり傷めます。その結果、続けることができなくなります。

 持続的負荷によりオールアウトがまで早いことでトレーニングに取られる時間が短くなります。またオールアウトに至らないトレーニングはホルモン分泌が活性化されにくいので筋トレ効率が低下します。

 スペースを取らないから自宅でできます。


ちなみに事務などではアイソメトリックトレーニングをトレーニングメニューの核においているところはさほど多くはなさそうですが、コアトレーニングやヨガ的なトレーニングの一部に採用されていたりするようですね。


 で、筋トレを行うことで、最大筋力量の増大、エネルギー消費量の増大(基礎代謝量増加、運動時代謝増加など)、体温の上昇、関節の安定と良姿勢維持時間増大などが見込まれ、結果として痩せていきます。


 ただ、一点問題があって、ダイエット=体重減少(ウェイトロス)と考えてしまうと、人によっては、筋トレすることで体重が増加しますので、その先にどうしたいのかを決めてから目標を決めていくのが大事です。

 体重を落としたいのか。スタイルをよくしたいのか、関節を安定させ関節不安定からくる膝や腰の不調などを解消したいのか、筋力不足による低体温状態を改善したいのか、筋運動に伴うポンプ作用を利用して隅々まで血液=体温を送り込み冷え状態を改善したいのかなどなど


 目標を定め、それに合わせたプランを組むことが大事です。


 ちなみに私のお勧めのアイソメトリックトレーニングは、プランク&空気椅子ですね。

 Youtubeなどで動画指導などが上がっているようですから、興味のある方は検索してみてくださいね。


 今回はこのへんで。実は追加ネタでサプリメントとかどう?みたいなお話もあるのですが、それはまたの機会に。

泰心堂 徒手調整術研究部|習志野市大久保|自律神経整体

千葉県習志野市大久保、京成大久保駅近くのめまい、頭痛など自律神経系の不調による症状に強い鍼灸整体院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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